この作品はいかがでしたか?
120
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私の親は中々家に帰って来なかった
食事は置いていってくれてるんだけど
それももう尽きた
私は意識朦朧としながら玄関を眺めた
すると開いている窓から君が来たんだ
キムテヒョン
キムテヒョン
〇〇
グゥゥゥゥ
キムテヒョン
キムテヒョン
トサッ
〇〇
キムテヒョン
〇〇
〇〇
テヒョンは毎日来てくれた
〇〇
今日は私から内緒で来てしまった
〇〇
〇〇
ドサッ
私はつまずいて転んだ
とっさに掴んだ薔薇の棘が指に刺さった
〇〇
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
テヒョンは血が出ている手を舐めた
〇〇
キムテヒョン
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
キムテヒョン
キムテヒョン
〇〇
〇〇
パッと目を開けた
〇〇
〇〇
19:00
〇〇
〇〇
〇〇
パクジミン
〇〇
パクジミン
パクジミン
〇〇
あの日両親は完全に帰って来なくなった
中学の私と
パクジミン
弟を置いていったんだ
私は両親みたいに消えたりなんかしない
〇〇
パクジミン
〇〇
この子を同じ目に合わせられないし
〇〇
〇〇
パクジミン
パクジミン
〇〇
パクジミン
バタン
〇〇
〇〇
〇〇
依頼人
〇〇
私が背負った家のローンと借金モロモロあの子のために乗り越えなきゃ
寂しい思いも惨めな思いも 絶対にさせない
〇〇
上司
〇〇
上司
上司
〇〇
上司
〇〇
〇〇
上司
上司
上司
〇〇
上司
上司
上司
上司
〇〇
上司
本当に?先月もそう言って支払わなかったよね?
〇〇
〇〇
いやいや、すみませんじゃなくてさ
弟くんはもう働ける歳だっけ?
〇〇
働けるじゃない
〇〇
こっちはいつでも出るとこ出るからね
〇〇
きっと大丈夫
立派になったテヒョンが必ず迎えに来てくれるから
そしてお城でハッピーエンドが待っているんだ
〇〇
〇〇
〇〇
パクジミン
通話
01:00
〇〇
〇〇
〇〇
警察?
警察
警察
〇〇
〇〇
〇〇
パクジミン
パクジミン
〇〇
〇〇
〇〇
パクジミン
〇〇
パクジミン
〇〇
パクジミン
〇〇
〇〇
〇〇
拾った
〇〇
すると物凄いスピードで車が来た
〇〇
振り返ると男がでてきた
そして口を押えられ車の中へと入れられた
〇〇
男
男
男
男
男
男
ドサッ
私は逃げようとした
ガシッ
男
それでも必死に逃げた
大丈夫
お城があるから大丈夫
〇〇
私は後ろから男に引っ張られ
胸元の服を破られた
〇〇
〇〇
私は破られた部分を掴んで灯りの方に走った
男
〇〇
ズルッ
私は崖から落ちた
その時だろうか、身体のあらゆる所がぶつかり出血した
〇〇
私は草むらに落ちた
あれ
ぶつけた
痛い
起きなきゃ
どうしよう体が動かない
目が回ってる
もうお城はない_
これ、明日バイト行けるかな
ローン払わなきゃ
ジミンの学費も
もう
テヒョンも……
ガサガサ
何かが私に寄ってくる
動物?
怖い
テヒョン
テヒョン
〇〇
テヒョンは私の血を舐めた
テヒョンは
上品で
ピカピカのお坊ちゃんで
愉快で優しくて
私のことが好き……
テヒョンは私にキスをした
テヒョン
〇〇
テヒョン
〇〇
〇〇
起き上がった
〇〇
私のそばでテヒョンが寝ていた
テヒョンの頭をそっと撫でた
〇〇
キムテヒョン
〇〇
〇〇
キムテヒョン
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
テヒョン…
本当にテヒョンだ……
〇〇
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
治療って…
私は口を抑えた
〇〇
〇〇
キムテヒョン
〇〇
〇〇
キムテヒョン
キムテヒョン
私を顎クイした
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
〇〇
テヒョンは頭突きした
〇〇
キムテヒョン
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
〇〇
〇〇
テヒョンは果物ナイフを目に刺した
〇〇
キムテヒョン
〇〇
〇〇
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
キムテヒョン
キムテヒョン
ブチィィ
〇〇
テヒョンは私の頬を包んだ
私はゆっくり目を開けた
キムテヒョン
〇〇
キムテヒョン
キムテヒョン
テヒョンを突き飛ばした
キムテヒョン
キムテヒョン
果物ナイフをこっちに向けて向かってくる
キムテヒョン
キムテヒョン
〇〇
果物ナイフを直した
キムテヒョン
テヒョンの片足首にはちぎった後の鎖がついていた
キムテヒョン
キムテヒョン
テヒョンの鼻と口から大量の血が出た
キムテヒョン
キムテヒョン
キムテヒョン
キムテヒョン
キムテヒョン
キムテヒョン
僕のお姫様になってくれるんでしょう?
コメント
2件
続きが楽しみです!!
続きみたいです!!!!!!!