九月なこ
九月なこ
九月なこ
九月なこ
九月なこ
生徒会メンバーと瑚珀の距離が少し縮まって数日後の朝
春原瑚珀
大神りうら
へー、珍しい。ほとけくんとかならわかるけど、ないこさんとか 悠佑さんも寝坊なんだ…意外だな とにかく、先に行っててと言われたので1人で学校へ行く。 席に座ってスマホをいじっていると、見知らぬ女子に声をかけられた。 自分で言うのも何だが、私は気崩した制服に染めた髪、そしてピアスというガラの悪い恰好をしているので、声をかけてくる人はなかなかいない。 なので、珍しいなと思いつつ顔を上げる。
中舘姫唯
は…?何で? 私はこの人とは特に接点がない。というか、そもそもクラスが違う。
瀬古彩波
春原瑚珀
白浜ここな
春原瑚珀
この人たちは…聞いたことがある。 私に最初に話しかけてきたピンクカーディガンは、可愛いと有名な 中館姫唯(なかだて めい)さん。 「聞いてんの?」と言ってきたハーフアップは、えっと… 確か中館さんの取り巻きの、瀬古彩波(せこ いろは)さん。 腕を引っ張ったお団子は…白浜…白浜… そうだ、同じく取り巻きの白浜ここな(しらはま ここな)さん。 まだ何も喋ってないのが…
瀬古彩波
神崎桜羅
そうだ、取り巻きの神崎桜羅(かんざき さら)さん。 いずれも、接点のない人たち。何の用だろ…? そして、連れてこられたのは人気のない技術室。 あ…分かったかも
瀬古彩波
まあ…何となくは。一回聞いてみるか。
白浜ここな
春原瑚珀
瀬古彩波
白浜ここな
いや、私が一番聞きたいんですけど。 こんなヤンキー風の女子とよく友達になりたいと思ったよね。 そう思ったままのことを言ってみる。
春原瑚珀
白浜ここな
瀬古彩波
春原瑚珀
すると、今まで腕を組んで黙っていた中館さんが口を開いた。
中舘姫唯
春原瑚珀
中舘姫唯
んなこと言われても… 実は私は少しだけ護身術を習っていたことがあって、女子なら何とかなる。 そんなことを考えていると、無視したと思ったのか中館さんが 取り巻きたちに言った。
中舘姫唯
神崎桜羅
瀬古彩波
神崎桜羅
白浜ここな
あー、避けよっかな。でも、一発殴らせたほうがすぐ終わるかな。 そんなことを考えていると、目の前が急に見えなくなった。 何…?
白浜ここな
上を向くと、そこにはピンクの髪が。 周りを見ると、ほかの生徒会の人たちも全員いる。
乾ないこ
獅子尾悠佑
有栖初兎
どうやら、ないこさんが白浜さんの手を叩かれる寸前で止めてくれたらしい。 みんな、見たことがないくらい怖い顔で中館さんたちを睨んでいる。
猫宮いふ
中舘姫唯
稲荷ほとけ
大神りうら
瀬古彩波
有栖初兎
白浜ここな
中館さんたちは顔を真っ青にして立ちすくんでいる。 私は別に大丈夫なんだけど…
春原瑚珀
乾ないこ
春原瑚珀
乾ないこ
獅子尾悠佑
白浜ここな
あ…でも…
春原瑚珀
神崎桜羅
春原瑚珀
止めようとしてくれたのに、他の人と同じように思われるのはさすがに…
乾ないこ
獅子尾悠佑
大神りうら
獅子尾悠佑
猫宮いふ
有栖初兎
神崎桜羅
稲荷ほとけ
神崎桜羅
乾ないこ
大神りうら
神崎桜羅
九月なこ
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