TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

九月なこ

こんにちは!

九月なこ

最近ちょっと嫌なこと多くて…

九月なこ

そんな時にいいねが増えているのを見ると、めっちゃ嬉しいです!

九月なこ

本当にありがとうございます!

九月なこ

それでは本編どうぞ!

生徒会メンバーと瑚珀の距離が少し縮まって数日後の朝

春原瑚珀

りうらくんからLINEだ。何だろ?

大神りうら

『ごめん、りうら達寝坊しちゃったから、先に学校行ってて!』

へー、珍しい。ほとけくんとかならわかるけど、ないこさんとか 悠佑さんも寝坊なんだ…意外だな とにかく、先に行っててと言われたので1人で学校へ行く。 席に座ってスマホをいじっていると、見知らぬ女子に声をかけられた。 自分で言うのも何だが、私は気崩した制服に染めた髪、そしてピアスというガラの悪い恰好をしているので、声をかけてくる人はなかなかいない。 なので、珍しいなと思いつつ顔を上げる。

中舘姫唯

ちょっとついてきてくれない?

は…?何で? 私はこの人とは特に接点がない。というか、そもそもクラスが違う。

瀬古彩波

聞いてんの?春原さん

春原瑚珀

…何でですか?

白浜ここな

いいから来て、ほら!

春原瑚珀

はあ…

この人たちは…聞いたことがある。 私に最初に話しかけてきたピンクカーディガンは、可愛いと有名な 中館姫唯(なかだて めい)さん。 「聞いてんの?」と言ってきたハーフアップは、えっと… 確か中館さんの取り巻きの、瀬古彩波(せこ いろは)さん。 腕を引っ張ったお団子は…白浜…白浜… そうだ、同じく取り巻きの白浜ここな(しらはま ここな)さん。 まだ何も喋ってないのが…

瀬古彩波

桜羅、早く!

神崎桜羅

ごめんごめん

そうだ、取り巻きの神崎桜羅(かんざき さら)さん。 いずれも、接点のない人たち。何の用だろ…? そして、連れてこられたのは人気のない技術室。 あ…分かったかも

瀬古彩波

ねえ、春原さん。何で連れてこられたかわかるよね?

まあ…何となくは。一回聞いてみるか。

白浜ここな

何か言いなよ!

春原瑚珀

…何でですか?

瀬古彩波

そんなことも分からないの!?生徒会の人たちとのことだよ!

白浜ここな

何で春原さんなんかがあんなに仲良くしてんの!?ありえないんだけど!

いや、私が一番聞きたいんですけど。 こんなヤンキー風の女子とよく友達になりたいと思ったよね。 そう思ったままのことを言ってみる。

春原瑚珀

私が一番知りたいですよ

白浜ここな

っはあ!?何とぼけてんの!?

瀬古彩波

春原さんが生徒会の人たちを誘惑したんでしょ!姫唯に謝れよ!

春原瑚珀

謝れって…私は何もしてないんですって。ただ一方的に絡まれただけです

すると、今まで腕を組んで黙っていた中館さんが口を開いた。

中舘姫唯

じゃあ、何?春原さんが生徒会の人たちに選ばれたとでも言いたいの?

春原瑚珀

知りませんよそんなこと

中舘姫唯

春原さん、あんた自分がまだそんな口きける立場だと思ってるの?

んなこと言われても… 実は私は少しだけ護身術を習っていたことがあって、女子なら何とかなる。 そんなことを考えていると、無視したと思ったのか中館さんが 取り巻きたちに言った。

中舘姫唯

チッ、もういい。謝る気無いみたいだし、ちょっと殴って反省させて

神崎桜羅

め、姫唯、ほんとにやるの…?さすがにやめたほうが…

瀬古彩波

やるって言ってんじゃん!桜羅、裏切んの!?

神崎桜羅

違っ…

白浜ここな

いいから、早くやるよ!春原さん、あんたなんかが生徒会の人たちに媚び売ってんじゃねえよ!!

あー、避けよっかな。でも、一発殴らせたほうがすぐ終わるかな。 そんなことを考えていると、目の前が急に見えなくなった。 何…?

白浜ここな

っ、ないこさん…!何で…!?

上を向くと、そこにはピンクの髪が。 周りを見ると、ほかの生徒会の人たちも全員いる。

乾ないこ

ねえ、瑚珀ちゃんは大事な生徒会メンバーなんだけど。何してんの?

獅子尾悠佑

手出すとか、どういうつもりや

有栖初兎

瑚珀ちゃんに暴力振るうとか、俺らと喧嘩したいん?

どうやら、ないこさんが白浜さんの手を叩かれる寸前で止めてくれたらしい。 みんな、見たことがないくらい怖い顔で中館さんたちを睨んでいる。

猫宮いふ

おい、お前らもや。こんなところに連れ込んで、何しとるん?

中舘姫唯

違っ…私たちは何もっ…!

稲荷ほとけ

何が違うの?君たち、僕と同じクラスだよね。いっつも瑚珀ちゃんの悪口ばっかりでうるさいんだけど

大神りうら

ふーん、そうなんだ。俺らの大切な友達の悪口とか、いい度胸してんじゃん

瀬古彩波

ねえ姫唯、もう行こうよ!

有栖初兎

何勝手に帰ろうとしとるん?何しようとしたか聞いとらんのやけど

白浜ここな

ひいっ…

中館さんたちは顔を真っ青にして立ちすくんでいる。 私は別に大丈夫なんだけど…

春原瑚珀

えっと…もう、大丈夫。殴られてないし、避けれるし

乾ないこ

俺らがいなかったら殴られてたんだから、同じことだよ

春原瑚珀

でも、結果的には殴られてないし、相手女子だし、もういいよ

乾ないこ

っはあ…瑚珀ちゃんが言うなら、いいけど…。おい、次は無いぞ

獅子尾悠佑

さっさと帰れや

白浜ここな

はいっ…

あ…でも…

春原瑚珀

神崎さん、待って

神崎桜羅

ひっ…な、何ですか?

春原瑚珀

ないこさん、神崎さんは私が殴られそうなところを止めようとしてくれたんだよ

止めようとしてくれたのに、他の人と同じように思われるのはさすがに…

乾ないこ

そっか。神崎…さん?ありがとう

獅子尾悠佑

なあ、あんた、あいつらに何かされとるんちゃうか?

大神りうら

え、珍し。アニキが女子のこと心配してる

獅子尾悠佑

こいつっていうか、瑚珀ちゃん。あいつら、このまま終わるとは思えんから

猫宮いふ

まあ、確かにな

有栖初兎

あんた、何があったん?

神崎桜羅

…。

稲荷ほとけ

君が話したことは言わないよ

神崎桜羅

…本当ですか?

乾ないこ

うん、言わんよ

大神りうら

で、何があったの?

神崎桜羅

実は…

九月なこ

終わりです!ちょっと長めに書けた気がします!

いれいすなら、信じられる

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

17

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚