チーノ
大先生と三人街を
歩いていたチーノ、ショッピ
歩いていたチーノ、ショッピ
チーノ
大先生の半分
夢なんじゃないかと
思うような
パラレルワールドの
話を聞かされていた俺達。
夢なんじゃないかと
思うような
パラレルワールドの
話を聞かされていた俺達。
チーノ
以前に
グルッペンさんから
魔女の話を
聞いていたため、
驚きはしなかったが
グルッペンさんから
魔女の話を
聞いていたため、
驚きはしなかったが
チーノ
まさか大先生も
同じ魔女に
会っていた!?!
同じ魔女に
会っていた!?!
チーノ
そして俺達は
気が付いたら
白い空間に立っていた
気が付いたら
白い空間に立っていた
チーノ
ここが
どこなのか分からず
あたふたする俺達。
どこなのか分からず
あたふたする俺達。
チーノ
俺達、一体
どうなっちゃうの〜?
どうなっちゃうの〜?
ショッピ
あたふたしてるのは
お前だけや、チーノ
お前だけや、チーノ
チーノ
そういう
ショッピくんだって
自前の斧
振り回しとるやん
ショッピくんだって
自前の斧
振り回しとるやん
ショッピ
ここに壁があるなら
壊せるかなって
思ったんやけど
壊せるかなって
思ったんやけど
ショッピ
壁なんて存在しなかったわ
チーノ
箱やなくて
空間やから怖いんよ
空間やから怖いんよ
ショッピ
というかここ
あれじゃない?
あれじゃない?
ショッピ
大先生が言ってた
例の魔女にあった
場所やない?
例の魔女にあった
場所やない?
アリッサム
ごめんなさいね。
少し立て込んでて
少し立て込んでて
チーノ
あなたが例の
魔女…さん?
魔女…さん?
アリッサム
えぇ、グルッペン様と
鬱様から聞いたのね
鬱様から聞いたのね
アリッサム
自己紹介が遅れてたわ
アリッサム
この世界の案内する魔女
アリッサムよ
アリッサムよ
チーノ
チーノです
ショッピ
ショッピっす
チーノ
ちょっと
気になったんやけど、
気になったんやけど、
チーノ
グルッペンさんは
ともかく、
大先生まで『様』で
呼んでるん?
ともかく、
大先生まで『様』で
呼んでるん?
アリッサム
あら?
おかしいかしら?
おかしいかしら?
チーノ
おかしないけど、
なんか違和感が…
なんか違和感が…
アリッサム
そうね…簡単に
言えばあなた達は
お客様なのよ
言えばあなた達は
お客様なのよ
アリッサム
この世界に
迷い込んだお客様。
迷い込んだお客様。
アリッサム
なんにもおかしくないわ
チーノ
なるほど
ショッピ
一度に二人以上
来ることって
あるんっすか?
来ることって
あるんっすか?
アリッサム
あるわよ
アリッサム
いろいろ条件が
噛み合えばだけどね
噛み合えばだけどね
チーノ
俺達もなんか扉?
くぐれば帰れるん?
くぐれば帰れるん?
アリッサム
そうね、帰れるわ
アリッサム
ちょっと特別な
扉を潜ってみない?
扉を潜ってみない?
ショッピ
悪い顔してますね
アリッサム
あら?
楽しいことは
好きじゃないの?
楽しいことは
好きじゃないの?
ショッピ
俺は先輩を〇せるなら別に
アリッサム
そういう世界が
あるけど行ってみる?
あるけど行ってみる?
ショッピ
……いや、いいっす
チーノ
俺らが行くとこって
どんなとこなん?
どんなとこなん?
アリッサム
ゲーム感覚で大丈夫よ
アリッサム
TRPGって言えば
わかりやすいかしら
わかりやすいかしら
ショッピ
楽しそうっすね
チーノ
俺らプレーヤーとして
あんまやんないけど
大丈夫か…?
あんまやんないけど
大丈夫か…?
アリッサム
ダイスの神様が
微笑めば大丈夫よ
微笑めば大丈夫よ
ショッピ
アリッサムさんが
笑ってるし大丈夫やろ
笑ってるし大丈夫やろ
チーノ
えぇ……






