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や っ ぱ り

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や っ ぱ り

1 - や っ ぱ り

♥

570

2023年02月05日

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息抜き小説です

見てくれると嬉しいです!

赤サイド-❤️

ガチャ

あ、おかえり……ニコッ

ん……

仕事から帰ってきた彼におかえりを言う。

でもそんな彼は俺を通り過ぎてスタスタとリビングに向かう。

ねぇ、ころちゃ、

……

ご飯、食べない?

疲れて、お腹すいたでしょ、?

俺、ころちゃんと一緒に食べたくてずっと待って───

あー……ごめん、僕もう食べてきたから

いらない

え、?でも……

捨てといていいよ

じゃあ僕、疲れたからお風呂入って寝るね

おやすみ〜

バタンッ

……

ふっ、ポロポロうッ……グスッ

ひどい、ひどいよッ、

俺の夫、ころちゃんは 最近帰りが遅く、冷たい。

同棲し始めたきっかけは ころちゃんからだった。

同棲しない?って言われて俺は大賛成。

そしてプロポーズされて、結婚して……

結婚してからかな

ころちゃんが冷たくなったのは

まえはおかえりって言ったら

ただいま〜♡

と言ってギューってしてくれた。

ご飯も一緒に食べてくれて すごく優しくしてくれてたのに今は……

ッ……ポロポロ

だめだ、涙が止まらない。

ころちゃッ……寂しいよぉ……ポロポロ

ガチャ

……

あ、おかえり……ニコッ

ねぇ、なんで起きてんの

え、?ころちゃんをまって……

もう、深夜の12時だよ?

寝てていいのに

えへ、明かりついてたほうがころちゃん安心するかなぁ〜と思って笑

……そ、

そう言って、俺の横を通りすぎる。

あれ、?

ころちゃんなんか、違う匂いする……

いつも使ってる香水は爽やか系なのに今日は

甘い系な気がする……

ころちゃん、そんな香水持ってたっけ、?

それからもっと遅い日が続いた。

帰ってくるのは朝の4時とか、5時とか。

しかも、ころちゃんの匂いはいつものじゃなくて

すごく甘ったるい匂いがした。

……ころちゃ、

……何、

っ、あの……ぎゅー、しても、いい?

はぁ?なんで、

お願い

ギュッ

んおっ、

……やっぱり、いつものころちゃんの匂いじゃない。

いつものころちゃんの匂いじゃ……ッッ

ドンッ

なに、急に……

気持ち悪い

ズキッ

なんでそんなこと言うの、?

俺、嫌われちゃったかな、

……ごめんね、ニコッ

急に……

もう、寝る……

ダッ

俺は逃げるように寝室に向かった。

……

うっ……グスッころちゃぁ、ポロポロ

寂しいよぉ……グスッ

夜ご飯の食材を買いに、買い物にきていた。

今日はどうしようかな……

今日は寒いからお鍋とかにしようかな

そんなことを考えていたら

見てしまったんだ。

……へ、?ころちゃ、?

ころちゃんが綺麗な女の人と楽しそうに歩いているところを。

……そっか、だよね笑

まぁ、気づいてはいたけど

やっぱり、

悲しいなぁ、ポロポロ((ボソッ

でもそこで俺は覚悟を決めた。

もうころちゃんは俺のことが必要じゃない。

俺のことなんか愛していないんだ。

そう思って離婚を切り出そうとした。

離婚届を書いて……

……

よし、

ころちゃんは正直に書いてくれるだろう。

……ッッ、

別れたあとはいっぱい泣こう。

それでころちゃんよりもイケメンな彼氏つくってやるんだからっ!

……

ガチャ

……

おかえり……ニコッ

邪魔、退いて

ッ……

いつの間にか、ころちゃんに暴言を言われるのも当たり前になっていた。

……大丈夫、今日で終わりなんだから。

ころちゃん、大事な話があるの

……僕、疲れたんだけど

お願い、すぐおわる

……はぁ、わかった

着替えてからでいい?

うん、

……

で?なに、

ッ……

頑張れ、俺! 俺ならできる!!

あの……ッ

俺は離婚届を出した。

離婚、してください。

そう、はっきりとした声で言った。

……

もう俺は必要ないんでしょ、?

俺のこと、愛してないんでしょ?

少し、涙声で話した。

ころちゃんも望んでだことでしょ?

これを書けばもう終わるから

早く、書いて

……

はぁ〜あ、

わかった、わかった

書きますから

俺の予想通りころちゃんはすぐ書いてくれた。

そして俺は離婚届を出して ペンを渡した。

これで終わるんだなと思った。

そのとき───

ビリビリ

……は、?

突然、ころちゃんが離婚届をビリビリに破いた。

え、ちょっ、なにして───

……馬鹿だよね、

……え、?

僕が書くわけないでしょ?

こんなにも愛してるのに♡

どういうこと、?

な、なんでッ

だってころちゃん、俺の事嫌いでしょ?

あ〜……冷たくしたから?

……コクッ

……ごめんね?

あれは

スッ…(莉犬くんの頬に手をあてる)

傷ついたときの莉犬くんの顔が可愛かったから♡♡

ゾクッ

……パシッ(手を振り払った)

や、やめてッッ……

お、俺……ビクビク

夜遅く帰ってくるのも、この前女といたのも全部莉犬くんの傷ついた顔をみるためなの♡♡

え……この前の俺が見てたの、知ってたの、?

うん!だってあの時間は、莉犬くんが買い物に行く時間でしょ?

す、すごい……全部把握してる……

正直あの女なんかどーでもいいの。

莉犬くんの傷ついた顔が見たかっただけ。

……ねぇ、僕莉犬くんのためにめっちゃくちゃ努力したの。

ドサッ

ころちゃんは俺をソファに押し倒した。

ッ……ころちゃ、

女物のブランド品の香水だって買って身体に身につけたし、したくない残業も遅くなるために頑張って

気持ち悪い女とも一緒にいたんだよ?

早く莉犬くんに会いたくてたまらなかった

抱きしめてもらいたくてたまらなかった

なのに、離婚?

そんなの……ッッ、今までの僕の努力はなに?

ねぇ、僕の愛に気づいてよ

ころちゃんの瞳にはハイライトが入っていなかった。

……ころちゃんの愛はこの前みたいなやつなの?

そうだよ

冷たくしたことは謝る。

でも僕は莉犬くんのこと

愛してるよ

……

なぁんだ♡♡

やっぱり、ころちゃんは俺のこと愛してるんだ♡♡

……ごめんね、ころちゃん

俺も

ころちゃんのこと愛してる♡

!!

ほんとに!?

うん♡

じゃあさ、愛してるんだったら僕の言うこと聞いて?

なに??

今日からこのお家に出ないでくれる?

可愛い莉犬くんの姿、キモイやつに見られるの嫌なんだ。

お世話は全部僕がしてあげる♡

……別に

お家じゃなくて、お部屋でもいいんだよ?♡

あは、♡かわい、♡♡

じゃあそうするね、?♡

それから俺の部屋に鎖をつけた。

よし、莉犬くん痛くない?

……痛くてもいいよ?

もう、ほんとにかわいいんだから♡

でもダメだよ?

僕の大事な莉犬くんの身体に傷がついちゃう

あ、でも痛くして泣かせるのもいいな……

ころちゃんのためならなんだってするけど

ほんと?じゃあ今度ね♡♡

えへへ、わかった♡♡

ああ、やっと手に入った♡♡

やっと……♡♡

俺は前からころちゃんの物だったけど?

えへ、そうだよね♡♡

やっぱり、愛されてた。

よかったぁ。

やっぱりころちゃん以上にいい人なんていないんだ。

莉犬くん♡♡

ころちゃん♡♡

やっぱり

「「愛してるよ♡♡♡」」

意味不……でしたね ごめんなさい。

気が向いたらこうゆうやつあげるかもしれないので楽しみにしててくれると!!

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