テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ふまじめな私が真面目な恋をした。 part7
今日は待ちに待った文化祭当日 私の学校は人数が少ないので他校から文化祭に来る子達が多い
今日は私も気合いを入れて!髪型もちょっと頑張った 「可愛い」っていってもらいたい。この言葉が頭から離れない
なおきりさんと会う時間が近づくにつれてさっきまで ほんのり冷たかった指先がだんだん熱くなっていく
えと
えと
鏡をスカートのポケットから出すために下を向く すると見覚えのある靴 匂い 声がした
なおきり
カジュアルなパーカーに身を包んだ彼は いつもの何倍もカッコ良く見えた。 周りの女子からヒソヒソと声が聞こえる。
えと
なおきり
そう彼は優しく笑う
今日のなおきりさんスッゴい大人っ!!
えと
えと
えと
なおきり
なおきり
えと
えと
なんて言ったら良いかわかんないじゃん…///
なおきり
えと
えと
なおきり
そういって優しく手を出してくれた 一度繋いだけどやっぱり恥ずかしくて
えと
えと
彼の指先ににそっと自分の指先を絡めた これでもまだ心臓がトクトク動く。
その振動がなおきりさんにも伝わったのか、クスッと笑った
あの時のなおきりさんの笑顔は愛おしかった 「私だけって約束して」 そう思わずにいられなかった
コメント
2件
ぎゃぁぁ!!最高です!!🎶