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ここは、何処かにある異世界、忘忌天郷（ぼういてんきょう）
世間から忘れ去られた者、または忌み嫌われた者が辿り着く冥界の世である
妖亜
...
これは、とある少女の物語
妖亜
今日も適当に過ごすか...ん?
グギャアアアア!!!
生
うわあああぁああ!!
少年が化け物に襲われていた
妖亜
...懲りねぇなホント
妖亜
"妖"（あやかし）は...
少女はその化け物に素早く近づき、真上から踵落としをした
化け物の体が崩れ消え去り、少女は呆れた様に言った
妖亜
...相変わらず弱えな
妖亜
帰るか...
「ねぇ」
妖亜
?
生
あ...助けてくれて、ありがとう
妖亜
...別に礼はいい。じゃあな...
生
待って!
妖亜
どうした?
生
ボクと...一緒に帰ってくれないかな?
妖亜
なんでだ
生
ボクは妖を引き寄せてしまうから...怖くて...
妖亜
あぁ、それなら良いぜ。暇だし
生
良いの!?ありがとう!
数分後
忘忌天郷 東 和天廻廊
妖亜
...お前、オレの家に帰るのか?
生
あ、えっと...ボクは家が無くて...
妖亜
マジか。大変だな
生
大変だね。色々と...
妖亜
そうか...
妖亜
まっ、入れよ
生
あ、うん。お邪魔します...
生
結構広いね!
妖亜
そうか?
生
そうだよ!
生
...話変わるんだけど、君が付けてるその面、「妖面」だよね
妖亜
あぁ
生
妖面は確か、妖が宿った面だったよね
妖亜
そうだな
妖面は、厄災から自分を守ってくれるお守りみたいなモンだ
妖面は、厄災から自分を守ってくれるお守りみたいなモンだ
生
そうなんだ!初めてしった!
生
あ、ボクは妖面の...
妖亜
あ、名前聞いてねぇや。オレは鬼面 妖亜!
生
あ、ボクは能楽 生。宜しく
妖亜
宜しくな
主
終わりです
主
コメントで感想やら下さい
主
設定まだ完璧じゃないので色々変えるかもしれません
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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