綺麗に輝く星達と 美しく輝く月が静かに見守る
人気のない深夜で
小さく髪を揺らしながら ぼーっと遠くを見ている彼女。
僕
淡い視界には 彼女はキラリと光る
彼女
濁った笑みで 僕を宥める
彼女
彼女
綺麗な眉を少し顰め 淡々と言葉を綴る
僕
正直その言葉はショックだった 僕は必要とされていなかった という事だから
だからか 自然と涙が零れ落ちる
僕
彼女のふんわりとした甘い香りが 僕の鼻をくすぐる
彼女
僕
彼女
彼女
彼女
僕
彼女は薄く笑って そっと僕に歩み寄る
彼女
彼女
くしゃりと笑う彼女は 1番綺麗で見惚れる程美しかった
彼女
僕
僕
涙が零れ落ちたらもう止まらない 次から次へと涙が溢れ出る
彼女
彼女
彼女
僕
彼女の言葉が 胸の奥底で響く。
僕
彼女
また眉を顰め、 振り返り柵の方へと進む
彼女
彼女
にこりと満面の笑みで 柵にそっと触れる
僕
彼女
彼女は柵に手をかけ 跨いだ
彼女
彼女の足は少しだが 小刻みに震えている
僕は柵に向かって 全速力で走る
僕
彼女
彼女
彼女
その言葉を聞いて 僕は唖然とする。
僕
僕
彼女
彼女
振り返った彼女は 目に涙を浮かべている
彼女
彼女
細い腕で涙を拭う
けれど止まらないようで コンクリートの床に 小さくシミを作っていく
僕
僕
僕
僕
彼女
彼女
彼女
僕は歩み寄り、 彼女を抱きしめる
僕
僕
僕
彼女
彼女
彼女
彼女は空へと飛び立った。
彼女の最初で最期の涙は
どんな宝石よりも綺麗だと思う。
コメント
15件
最後の表現素敵すぎますぅぅぅ(இдஇ
最後も美しく終わり ヒロインは飛び降りる 素敵な終わり方です!