テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

轟焦凍

ズゾゾッ

轟冷花

美味しい?

轟焦凍

あぁ

お昼休みのランチタイム。

昨日と同じくザル蕎麦を 啜る焦凍を眺めがら、

サバの味噌煮定食を頂く。

ふと疑問に思ったことを そのまま口にした。

轟冷花

そういえば焦凍は委員長決め、誰に入れたの?

轟焦凍

八百万

轟冷花

私も

轟冷花

個性テストでも1位だったし、頭も良さそうだし、

轟冷花

人を束ねるのに最適だよね

轟焦凍

俺もそう思う

轟焦凍

クラスメイトの事はよく
分からねぇが

「人に無関心」 「我が道をゆく」。

私たち双子にはそんな言葉が ピッタリだと思う。

私も焦凍も目指す先は同じ。

ウウーーーー!!!

轟冷花

轟焦凍

警報?

「セキュリティ3が突破されました」

「生徒の皆さんはすみやかに 屋外へ避難して下さい」

轟冷花

セキュリティ3…

構内にそんなアナウンスが響き、 食事をしていた生徒たちが

一斉に廊下へ飛び出す。

轟焦凍

俺たちも避難した方がいいのか?

轟冷花

たぶん…

轟冷花

うわっ、!

轟焦凍

!、冷花!

呑気にそう話していると、 あっという間に人の波に飲まれて

私は廊下に押し出された。

轟冷花

ドンッ

轟冷花

あっ、ごめんなさ…

緑谷出久

と、轟さん!

轟冷花

君は…

四方八方から押されて 足元を奪われ、

誰かの胸に 飛び込んでしまう。

顔を上げると、支えてくれて いるのは緑谷くんだった。

緑谷出久

ぼぼぼ僕は大丈夫ぶぶぶ

頬を赤くして 顔を逸らす緑谷くん。

行き場を失った手は 私の背中付近をうろついていた。

飯田天哉

皆さん!大丈ー夫!!

轟冷花

と、慌てふためいていると 非常口の壁に、

男の子が 張り付いていた。

たしか同じクラスの… 飯田くんだっけか。

飯田天哉

ただのマスコミです!

飯田天哉

なにもパニックになることはありません!大丈ー夫!

飯田天哉

ここは雄英!最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう!

彼の声かけで生徒は 落ち着きを取り戻し、

その後は警察が到着して ことは静まった。

ク ー ル な あ の 子 は シ ス コ ン ら し い

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,515

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚