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1話   泣いていた君

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1話 泣いていた君

1 - 1話 泣いていた君

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2021年04月10日

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あの日、あの時間 あの月

俺はその時の全てが嫌いだ。

君が俺の知らないところで この世界から消えてしまった事

俺の思いが君に伝えられなかった事

思い出すだけで自分が憎くて憎くて仕方が無い

はぁ

深いため息をついて 今日が始まる。

おはよう!!

あ?あぁ

おはよう

っ………

またころちゃんのこと考えてるの?

いいや、別に

そっ……か

行こうニコッ

おぅ

こいつは莉犬 莉犬の勘はすぐ当たる。 とても鋭く思いやりのある 友達だ。

そして

ころんの 親友

ころんが消えた事に気づいたのも莉犬だった。

毎日、ころんと出会った時に戻りたいと思う。

ころんと出会ったのはあの夏の時

ふぅ、あちぃ

グスッうあぁ

暑い夏の日に公園のすみっこで泣いていたころんに俺は無意識に話しかけた。

ねぇ

ビクうぁ

ごめっなさい

はい

君にハンカチを渡した。

え?

涙拭きな

あっありがとうございます。

可愛い顔なのに泣いてたら勿体ないよ

フキフキ

ありがとうございますニコッ

ドクン

あっ///別に

照れてるんですか?

へ?

顔、真っ赤ですよ

嘘っ

照れている事に今更気づいた俺は手で顔を隠した。

んふふふふっ

あははっあはっ

君が笑っているから俺はびっくりした。

え?あの

あっ、ごめんなさい

面白くてニコッ

あっありがとうございます??

もうそろそろ帰らないと

それでは今度ハンカチ洗って返します。

いやいやいいですよ!

いやいや僕の涙で汚してしまったのでしかもこうしないと気が済まないんです。

じゃ、じゃあ

お言葉に甘えて

はい!

あっ友達になってくれませんか?

こんな僕で良ければよろしくお願いしますニコッ

っ?!ほんとですか?!

はい!

それじゃあまた今度

はい

今からころんをあの子としよう。

あの子って意外と明るいなぁ

るんるんるるーん♪♪

可愛い女の子みたいなのに 男の子という事にびっくりした。

今何時?(16時)

早く家帰ろ

ふんふふんふふーん♪♪

なぜかあの子と話しているととても楽しくてこんなに話すのが楽しいと思った事は初めてだ。

うーん

そんなことを考えながらキッチンで夜ご飯を何にしようかも考える。

シチューにしよ

思いつかない時は大体 カレーかシチューだ。

トントントントン

カチッボワァ

シュー

コトコトコトコト

とりあえずできた。

いただきます。

ご飯は美味しいけど一人で食べるからいつも寂しい。

口の中で熱いじゃがいもを噛もうかもう少し待とうか考える。

ご馳走様でした。

お腹いっぱい食ったな

テレビでも見よ

この時間帯はいつも面白いテレビが無い。

風呂に入って寝よ。

30分後

ふぅ

あつ

歯磨きを終え寝室へ向かう

ぼふっ

ふわふわ〜

あの子可愛かったなぁ

あの子の事を考えたり、スマホゲームをしていたら 眠たくなってきた。

( - - *)ウトウト

( ゚∀ ゚)ハッ

アラームアラーム

8時にアラームをかけて眠りについた。

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