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セウォル号はマジで何回見ても泣いちゃう
ガチ泣きしました。セウォル号で死んでしまった学生達もずっと救助を待っていたと考えると恐ろしくて仕方ないです。怖かったはずなのに最後までよく耐えたと思います。ご冥福をお祈りします。
読 む の 遅 く て ご め ん な さ い 。 T E R R O R で 初 め て 泣 き ま し た 。 本 当 に こ ん な 事 件 あ っ た と 考 え る と 悲 し い で す よ ね … …
碡 苺 . 様からのリクエスト
V × SUGA
『Spring day』
どうぞお楽しみ下さい~🌟
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
そう、僕達は今から待ちに待った修学旅行なのです!!
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
ジョングク
テヒョン
ジミン
ジョングガは、幼馴染みの1人で
いつもジミナ、僕、ジョングガの3人で遊んでいた。
テヒョン
ジョングク
ジミン
実は、ジョングガは僕らより1つ年下なのだ。
こちらもお坊ちゃんなので、1歳くらいは学校側が見逃してくれたという訳だ。
テヒョン
ジミン
ジョングク
テヒョン
ジミン
ジミン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジミン
こういう他愛もない話をしてるのが僕は好きだ。
ジョングガ達と駄弁るだけの楽しい時間が過ぎ、出発してから10時間が経とうとした時だった。
突然、強い揺れが襲ってきた。
テヒョン
ジミン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジミン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
しばらくすると、ジミナが青い顔をして戻ってきた。
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
ジミナは今にも泣きそうな顔をしていた。
ジョングク
ジョングク
ジミン
テヒョン
テヒョン
ジミン
ジミナの頭を撫でてあげると、俯いた顔から滴が零れた。
テヒョン
ジミン
ジョングク
ジミン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングガによって撮られた写真は、割と綺麗に写っていた。
テヒョン
ジミン
ジョングク
ジミン
テヒョン
ジミン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジミナの為に、両親に向けたビデオレターを撮った。
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジミン
テヒョン
ジミン
ジミン
ジョングク
テヒョン
ジミン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジミン
テヒョン
ジョングク
ジミン
黙りこくっていると、あちこちで泣き声や大きな声が聞こえた。
皆、大袈裟だな笑
死ぬわけないのに。
そう思った瞬間
ドンッという鈍い音が響き、
大きく船が傾いた。
テヒョン
ジョングク
ジミン
テヒョン
中にあった物が、全て壁側に集まっている。
テヒョン
ジミン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
不安になり、スマホを手に取りユンギヒョンに電話をかけた。
テヒョンアから連絡が来たのは、ある朝の事だった。
たまたま早起きしていたので、電話に出ると
いつもハキハキとしている彼の声は震えていた。
テヒョン
ユンギ
ユンギ
テヒョン
ユンギ
テヒョン
ユンギ
テヒョン
テヒョン
ユンギ
ユンギ
テヒョン
テヒョン
ユンギ
テヒョン
テヒョンアが話してる途中、誰かの泣き叫ぶ声が聞こえた。
テヒョン
ジミン
ユンギ
何も出来ない自分に腹が立って仕方なかった。
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョンアは、泣いていた。
拳を握りしめ、今にも溢れ出しそうになる涙を押し殺す。
俺が泣いてしまったら、誰がテヒョンアを笑顔に出来るんだ。
ユンギ
ユンギ
テヒョン
ユンギ
続きを言いかけた時、急に電話が切れた。
初めは間違えたのかと思い、何度も掛け直したが
何回掛け直しても、テヒョンアが取ることは無かった。
ユンギ
急いでテレビを付け、船のニュースがやっていないか確認する。
案の定、船が沈みかけているというニュースがやっていた。
この中にテヒョンア達が乗っていると考えただけで、
心が折れそうだった。
ユンギ
居てもたってもいられなくなり、コートを羽織り港に向かった。
予想以上に港には人が集まっていた。
その中に、テヒョンアの両親がいるのを見逃さなかった。
ユンギ
テヒョンの母親
テヒョンの父親
ユンギ
テヒョンの母親
テヒョンの母親
ユンギ
テヒョンの父親
ユンギ
ユンギ
テヒョンの母親
テヒョンの父親
ユンギ
テヒョンの母親
結局何も起こらないまま、2日が経ってしまった。
その間にも、死人は沢山出ていて
いつテヒョンアが見つかるのか分からなくて、不安で押し潰されそうだった。
今日もテヒョンアが帰ってくるのを信じて、港で船を見つめる。
船は船首底部以外殆ど沈んでいた。
ユンギ
その時、誰かが叫んだ。
男
ユンギ
ゆっくり、そして大きな波を立てて、船首まで海の中へと消えていった。
その瞬間が、どれだけ酷かった事か。
あちらこちらで悲鳴をあげる人や泣き叫ぶ人、崩れ落ちる人達がいる中で
俺はただ唖然とするしか無かった。
船が、沈没した
それがどんな意味を持つかなんて、分かりたくもなかった。
隣を見ると、泣き崩れるテヒョンアの母親と
唇を噛み締め、何も無くなった海を睨む父親が立っていて
やり場のない怒りや悲しみが一気にのしかかって来た。
ユンギ
ユンギ
泣きながら、海に向かって叫んだ。
勿論、何も返ってくるはずがなく
ただただ無情な日々が過ぎ去っていくばかりだった。
数日後
何日も触れてないスマホが鳴った。
テヒョンアかと思い、画面を見ると
テヒョンアの父親からだった。
ユンギ
テヒョンの父親
ユンギ
テヒョンの父親
ユンギ
テヒョンの父親
テヒョンの父親
ユンギ
もう、駄目だ。
今まで我慢してきたものが、溢れた瞬間だった。
ユンギ
電話を切り、堪えていた涙が一気に溢れた。
テヒョンアが、亡くなった
その事実が嫌なほど脳裏に焼き付いて
声が枯れるまで泣き続けた。
あれから、6年。
俺は毎年あの港に行っては、花束と
テヒョンアが好きだったコーラも供えて
手を合わせる。
未だに彼を忘れられなく、彼を思い出しては泣く日々が続いた。
あの事件は船長の過失で起きたらしい。
何度そいつを殺そうと思ったことか
でも、俺よりテヒョンアの両親の方が辛いに決まっていて
それでもそいつに生きて償わせようとする態度に
俺は泣きそうになった。
あれから、テヒョンアを忘れた日は無いくらい
テヒョンアを想い続けた。
彼が最後のデートでくれた指輪を握り
家へと続く道を歩いた。
Fin .
気付いた方もいると思いますが
この話は4月16日に韓国で起こった
『セウォル号沈没事故』
を元にした物語です。
この事故で亡くなられた大半の人々が
未来ある高校の修学旅行生でした。
YouTubeに事故当時の状況が乗っていますので
興味がある方は見てください。
では
見ていただきありがとうございました
あんにょん