シャルル

さよならはあなたから言った

それなのに

頬を濡らしてしまうの

そうやって昨日のことも

消してしまうなら

もういいよ…

笑って

花束を抱えて歩いた

意味もなく

ただ街を見下ろした

そうやって理想の縁に

心を置き去っていく

もういいか…

笑っていよう

それでいつか

深い青で満たしたのなら

どうだろう

こんな風に

笑えるのかな…

愛を

謳って

謳って

雲の上

濁り切っては見えないや

嫌

嫌

遠く描いてた日々を

語って

語って

夜の群れ

いがみ合って何もないな

否

否

笑い合ってさよなら

朝焼けとあなたの溜息

この街は

僕らの夢を見てる

今日だって互いの事を

忘れていくんだね

ねぇそうでしょ

黙っていよう

それでいつか

苛まれたとしても

別にいいんだよ

こんな憂いも

意味があるなら…

恋と

飾って

飾って

静かな方へ

汚れきった言葉を

今

今

今

｢此処には誰もいない｣

｢ええ、そうね｣

混ざって

混ざって

2人の果てへ

譲り合ってなにもないな

否

否

痛みだって 教えて…

きっときっとわかっていた

騙し合うなんて

馬鹿らしいよな

ずっとずっと迷っていた

ほらね僕等は

変われない

そうだろう

互いのせいで

今があるのに

愛を

謳って

謳って

雲の上

濁り切っては見えないや

嫌

嫌

日に日に増えていた後悔を

語って

語って

夜の群れ

許し合って意味もないな

否

否

愛を

謳って

謳って

雲の上

語って

語って

夜の群れ

笑い合って さよなら