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ふと、走っていた足を止めてみると

その場所は俺の知らない場所だった

ドラケン

(どこだよここ、、、、)

ドラケン

(人も全然いない、、、、)

俺は不安だった

人があまりいないところで1人いるのだから

こうして知らない場所では日が暮れ始めていた

ドラケン

(なんか、あの日の事を思い出してしまう、、、、)

俺はふと、そんな考えが頭をよぎった

あの日、、、、

女の人が男性二人にナンパされていた日のことだ

あの日は殴られたっけ

けど、その後直ぐに三ツ谷が助けに来てくれた

ドラケン

(はッッ!)

ドラケン

(俺はまた三ツ谷の事考えて!)

俺は今日の出来事から三ツ谷を思い出すと心が痛くなってしまう

思い出したくないのに

忘れたいのに

あの、三ツ谷の笑顔が頭から離れないんだ

三ツ谷は今心配してるのだろうか?

いや、していないだろう

だって、急に男から好きと言われたんだ

そんな奴の事なんか気持ち悪いだろ

一刻も早くに忘れたいだろ

だから期待はしたくない

三ツ谷の事は忘れよう

ドラケン

けど、これからどこ行けばいいんだ?

ドラケン

あ、、、、

ドラケン

もう夜か、、、、

宛もなくただ適当に歩いてるといつの間にか夜になっていた

人も少ないし、親もいないので心配されたり、警察に連れていかれる事はないだろう

まぁ、1人を除けばだけど、、、、

三ツ谷は今頃何をしているのだろうか

心配して俺を探してる?

それともいつか帰ってくると思い込んで家にいる?

まぁ、そんなことはどうでもいい

探しに来ていてもここはかなり家から離れている

だから見つける事は出来ないだろう

その心配はなくなった

けど、これからどこへ行けばいい?

まぁ、適当に歩いてたらどうにかなるだろう

そう思いながら俺は再び歩き出した

気づくとそこには綺麗な月と海が見える場所だった

ドラケン

きれいだな、、、、

何故だろうか、、、、

この月を見ていると三ツ谷の事を思い出してしまう

そして俺は思った

ドラケン

(本人がいない今なら言えるかな、、、、)

そう思い俺は口を開いた

ドラケン

三ツ谷、、、、

ドラケン

会いたいよ、、、、

ドラケン

ずっと好きだった

ドラケン

けど、好きって言ったらこの家族みたいな関係が崩れると思ったから、、、、

ドラケン

三ツ谷が迷惑すると思ったから、、、、

ドラケン

ずっとこのままでいたかったから、、、、

ドラケン

言わなかったのに

ドラケン

あの時思わず口にしてしまった、、、、

ドラケン

「好き」

ドラケン

そんな短い言葉で俺は三ツ谷との関係が崩れると思った

ドラケン

だから家を出たんだ

ドラケン

どうせならその関係を残したまま三ツ谷と離れたいなんて思った

ドラケン

期待してしまった

ドラケン

必ず三ツ谷は来るって、、、、

ドラケン

けど、そんなの無駄だったな、、、、

ドラケン

ずっと好きだったのに、、、、(泣)

ドラケン

ずっと一緒にいたかったのに、、、、(泣)

ドラケン

ごめんな、三ツ谷(泣)

ドラケン

俺の勝手な気持ちで三ツ谷を巻き込んでしまって、、、(泣)

ドラケン

最後に言いたかった、、、、

ドラケン

「今までありがとう」

ドラケン

なんて言葉を最後に言いたかったな、、、、

ドラケン

三ツ谷、、、、

ドラケン

幸せになれよ、、、、

ドラケン

本人いないから返事聞けないけどね、、、、

???

あッッ!

???

ドラケンッッ!

ドラケン

は、、、、?

ドラケン

なんで、、、、

三ツ谷

ドラケンッッ!

三ツ谷

探したよッッ!

三ツ谷

どこ行ってたの!

ドラケン

三ツ谷がここに、、、、?

… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽

君に出会ってから俺は

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