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キャラのお遊び用の話

第7話 - 守護人と心の雑談

100

2022年10月22日

#一次創作

#命物語

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#マイキャラ

命生

？？？

霜月昊

……｡

霜月昊

(僕はたまに､一人で此処に来るんだ｡)

霜月昊

(これでいい……｡)

霜月昊

(月が見れるから｡)

昊､体操座りをする｡

アストレア

[歩いてくる]

アストレア

『……?』

アストレア

『真っ白な……女の子……?』

霜月昊

……?

霜月昊

君は……祈さん……かな?

アストレア

『……!』

アストレア

『どうして私の名前を……｡』

霜月昊

……訳ありだよ｡

霜月昊

[月を眺める]

昊の長い白い髪が､月光に照らされて美しく反射される｡

霜月昊

……｡

まるで……｡普段の姿の昊とは『別人』のようだ｡

アストレア

『……月､見てるの?』

霜月昊

……うん｡

アストレア

『……｡』

霜月昊

……綺麗でしょ?

アストレア

『……うん｡』

霜月昊

……月が綺麗に見える理由……知ってるかな?

アストレア

『……知らない｡』

霜月昊

……世界を管理してるからだよ｡

アストレア

『……?』

霜月昊

僕らは……世界を支えないといけない存在なんだ｡

霜月昊

普段は人間の姿で､過ごしているの｡

アストレア

『……?』

アストレア

『そうなんだ……｡』

霜月昊

僕らが……居なかったら……｡

霜月昊

まず世界なんてない｡

アストレア

『……｡』

霜月昊

不思議でしょ?

アストレア

『……うん｡』

霜月昊

……それに｡

霜月昊

話変わるけどさ｡

霜月昊

……君､大切な人が居るんだね｡

アストレア

『……え?』

霜月昊

君は､『彼の光』のような存在｡

霜月昊

『優しい心』なんだね｡

アストレア

『……｡』

霜月昊

正確に言うと､その心に君がやってきた……って感じかな?

アストレア

『……うん｡』

霜月昊

……そう｡

霜月昊

……彼の傍にいてあげてね｡

アストレア

『……それは勿論だよ｡』

霜月昊

……ならいいけどね｡

霜月昊

……将来……彼が危ない｡

アストレア

『……!』

霜月昊

……護ってあげて｡

アストレア

『……｡』

アストレア

『何が……起きるの?』

霜月昊

……それは言わない｡

霜月昊

でもこれだけは言う｡

霜月昊

『彼まで死ぬ』出来事が起きるよ｡

アストレア

『……!?』

霜月昊

どう行動するかは､祈さん次第｡

霜月昊

頑張って｡

アストレア

『……｡』

霜月昊

……ごめんね｡

霜月昊

僕は……何も出来ないんだ｡

霜月昊

僕はあくまでも……世界を支える事くらいしか出来ないから｡

霜月昊

……でも何かあったら此処に来て｡

霜月昊

この時間にね｡

霜月昊

そうしたら僕は居るから｡

アストレア

『……分かった｡』

霜月昊

……じゃあ……またね……｡

昊は､泡のようになり消えた｡

アストレア

『……｡』

アストレア

(満来が……死ぬ出来事……｡)

アストレア

(死なせてはいけない……｡)

アストレア

(今､私が出来る事をしないと!)

アストレアは走り出した｡

この後､どんな運命になるかはご想像に……｡

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