家族愛以外の愛を

念のため頼んで盗聴できるようにしてもらってよかった♡

レベルは…受けてねえ奴が数週間殆ど動けなくなる程度か…

研究所よりかは幾分かマシだけどこの頻度は…

だめだ…これ取りに行けなかったら何されるか知れたもんじゃない

っ痛い…なんで俺が…っ弱音吐くな…

あ…だめだこれ間に合わな…

俺の一言、行動に反応して泣いて、ほんと愛おしい玩具だなぁ♡

ﾄﾞｶﾞ

っ…吐き気が…

あ、…本が落ちてきて…ﾀﾋぬんだな俺、最後はせめてこんな時じゃなくて…

痛み感じない…なんで…？即死…？

よかった…間に合って…咄嗟に横にずらして壁ドンみたいな形で守ったが…

電流も無くなってるし…

初めて見た…怖くない何も企んでなさそうな綺麗な笑顔…

…あれ、気が楽だ、……楽…しい…？

少し優しくするか

まあ部屋以外では、だけどw

久しぶりに疲れたな…

三人くらいが寝れそうなベッド、さすが貴族だな

ﾌﾞﾜｯ

そういい伶を仰向けにして逃げれないように足で足を挟み上に乗っかる

出てって電流つけられるよりかはまだこいつに犯された方がまし…？

ｺﾞｷｯ

ﾊﾞｼｯ

っ…今ここで伶が欲しそうな言葉を使って手を差し伸べたってすぐバレるだろう…

考えろ…俺は…俺は…伶とどうなりたいんだ…？

ああ…そうだ…痛がってる姿も好きだけど…

それよりも…本当は…

夜の寒さのせいか…冷たい身体にこの貴族の温かい身体が俺の身体を包み込んでいた。いつもより暖かく感じるのは空っぽな心のせいなのかただ単に寒いだけなのか…

本当は…“好き”なんだ

そういい君の体を少し強く抱きしめる。俺が言った言葉に必要なんてない。ただ…壊れてほしくなかった

嫌いだったのに…なんで優しくすんの…？なんで…もう一度“光”を浴びせるの…？