青
ふぅ…
赤
ヒョコッ
赤
青ちゃん疲れちゃった?
青
ちょっとだけ笑
赤
そっか笑
赤
……ねぇ青ちゃん
青
なぁに?
赤
青ちゃんってほんとに
この世界の人?
青
…
青
今日夜、紫くんの部屋で説明してもいいかな?
赤
…うん、わかった
青
ごめんね、
赤
ううん、大丈夫だよ〜
赤
…紫ーくんの部屋ってことはさ
赤
もしかして紫ーくんも、?
青
…コクッ
赤
そっか
赤
教えてくれてありがとう!
赤
みんな心配しちゃうから行こっか!
青
うんっ
帰宅
紫
ご飯どうしよっか?
赤
今日はもう疲れちゃったし
赤
なにか頼む?
橙
俺賛成ー!!!
桃
俺も
黄
僕もそれで大丈夫です!
青
僕も…?
紫
じゃあ何頼むか決めといてね〜
紫
青ちゃん今ちょっといい?
青
うん
赤
俺も参加する!
紫
えっとね、
青
コクッ
紫
、!了解!
橙
3人だけの内緒話なん?
紫
これからどうすかのお話!
紫
まだここにいるか帰るかのね〜
黄
僕たち一緒じゃダメなんですか?
紫
大人数じゃ青ちゃんも遠慮しちゃうでしょ?
紫
一応青ちゃんの要望でもあるんだ
紫
だから、黄ちゃんごめんね?
桃
まぁまぁ、後で話してくれるんだから
黄
こくっ
橙
じゃあ俺らで頼むご飯決めよ!
紫
俺らの分もお願いしてもいい?
橙
何がくるか知らんで〜?
赤
こっわ
桃
大丈夫俺が止めるから
黄
僕も
橙
ノリ悪いなぁ〜!
紫
じゃあ俺の部屋にでも行こっか!
青
うん、
赤
はーい!
紫
どうぞ〜
青
失礼します…
赤
紫ーくんの部屋はいつも綺麗だねぇ
紫
ありがとう笑
紫
あ、好きなとこ座っていいよ〜
青
あっ、え、ん…
赤
笑
赤
俺の隣くる?笑
青
うん、
赤
ストン
青
ストン
紫
じゃあ俺は青ちゃんの隣!ストン
赤
青ちゃんサンドイッチ〜!
紫
笑
紫
…そしたら本題入ろっか
赤
そうだね〜
紫
青ちゃん話せる?
青
う、うん
赤
ゆっくりで大丈夫だよ!
青
ふぅっ…
青
信じてもらえないかもしれないんだけどね
紫
大丈夫、信じるよ
青
……実はね
青
僕、この世界の人じゃないの
赤
やっぱりそうだったんだね
青
気づいてたの、!?
紫
薄々ね笑
赤
話がなかなか合わなかったでしょ?
青
うっ…
紫
でも青ちゃんこの世界のこと
紫
何となく知ってそう…だよね?
青
うん、少しだけ
青
学校の授業でここの事習ったの
青
でも、僕居眠り常習犯だったから
紫
聞いてなかったんだね笑
青
面目ない…笑
赤
青ちゃんの世界ではここの事なんて呼ぶの?
青
人間界って習ったけど
赤
なるほど
赤
じゃあ俺らの中での青ちゃんの世界は
異世界
赤
ってことだね!
青
異世界…
赤
青ちゃんの中では異世界ではない…よね
紫
ごめんね?赤くんに悪気はないから
青
ううん、大丈夫!
青
なんて呼ぶのか知りたかったから嬉しい!
赤
それなら良かった、笑
青
ふたりと会ったときに
青
お父さんに跡継ぎ頼まれたって言ったでしょ?
赤
そういえばそんなこと…
紫
青ちゃんのお父さんはどんな人?
青
まぁ村長的な感じかな
紫
すごい人だね!
青
まぁ、笑
青
実はお父さん病気になっちゃって
赤
治らないの、?
青
治すにはたくさんの力が必要なの
青
でも僕の村にはHearを使う人が少なくて
紫
そういう感じか…
赤
Hearってことは回復魔法…的な?
青
うん
青
僕は血を操る珍しい氏族だから
紫
お父さんもじゃないの?
青
僕のお父さんは光を使うの
紫
光…ってことは雷とか?
青
そう
青
お母さんは…分からない
赤
分からない?
青
僕が生まれた時に無くなったの
紫
…そうなんだね
青
でも、雷と何かが合わさることで
青
僕みたいな特殊なのが生まれるらしいんだ
青
適合率が合わないみたいな?
赤
なる、ほど?
紫
青ちゃんが死ぬことはないの?
青
僕は…まぁ
紫
聞いちゃダメだった感じかな
青
ううん、そんなことないよ
青
僕は稀にいる不死身なの
赤
すごっ!
青
ふふっ笑
青
でも痛みは感じるし、無理すると何が起きるかわかんないんだ
紫
死なないとはいえ体は怪我するもんね
青
そういうことなの
青
だから、これ スッ
赤
これは?
紫
…これあの時の薬?
青
うん
青
まぁ血液補充みたいな感じかな
青
血を使うからすぐ貧血になるの
紫
だからか、
赤
使いすぎるとどうなるの、?
青
やったことは無いけど
青
多分意識不明になるんだと思う
紫
でも不死身でしょ、?
青
うーん、
青
不死身だけど不死身じゃないって言うか……
赤
ん…?
青
簡単なことでは死なないけど
青
血液が極限まで減れば普通に逝くね
紫
だからあの時意識朦朧だったの?
青
うん、笑
青
少し使いすぎて、
青
普段は力を抑えるんだけど
青
あの時は強敵でさ
紫
なるほど
赤
なるほどねぇ…って
赤
ここにも化け物いるの!?
青
化け物?妖魔のこと?
青
普通はいないよ笑
赤
なんだぁ笑
青
ただ僕が来たことで出てきたのかも?
青
しかも強暴の
赤
青ちゃんそれ以上言わないでぇ…
紫
赤くんは怖がりだからね〜
青
ふふっ笑
紫
後1つ聞いてもいい?
青
うん、大丈夫だよ
紫
あのマントって何?
青
あれはね、お父さんからのプレゼント
青
僕は特殊だから、それでよく追いかけ回されてたの
青
実験させてくれってね、笑
紫
実験……
青
ずっとそのせいで息苦しかったの
青
でも、お父さんがね
青
お父さんまた僕追いかけられたぁ
父
またか…
父
ったく、しつこい奴らだ
青
逃げるのもめんどくさいよぉ
父
それもそうだよな
父
そうだ、青これを
青
なにこれ、マント?
父
これはな、昔お母さんが着てたやつだ
青
お母さんが?
父
あぁ
父
これを着て、姿を隠せ
青
そしたら追いかけられないね!
父
あぁ
青
やった〜!!
青
って感じかな
紫
もしかしてなんだけどさ
紫
青ちゃんのお母さんも
青ちゃんと同じだったんじゃない?
青
僕と?
紫
もしもだけどね?
紫
マントを着てたんでしょ?
紫
お父さんが着ることを推奨するってことは
紫
お母さんも特殊な氏族だった
紫
ってことじゃない?
青
……お母さんが、?
紫
詳しくはお父さんに聞かないと
青
お父さん、お母さん……
紫
…ごめんね、踏み込みすぎた
青
ううん、大丈夫
青
僕、明日帰るよ
紫
うん、そうしな
赤
えぇ〜寂しいなぁ
紫
こらっ笑
青
いつかまた来るよ
赤
ほんと?やったー!!
青
僕の世界は来ない方がいいからね笑
赤
想像するだけで怖いよ〜!
青
普通はいないから!笑
青
暗いところにしかいないから!
赤
尚更だよぉぉ、
紫
青ちゃんは妖魔?を倒す仕事的な?
青
ううん、僕は妖魔学校の生徒だよ
青
妖魔やこの世界について学ぶの
紫
そっか
青
でもたまに倒すけどね〜
青
倒すとそいつの欠片が出るの
青
それを鑑定に出して換金するの!
紫
お、おぉ
青
僕の家は比較的裕福だけど
青
贅沢はしないからさ
紫
なるほど
青
早く帰って確認しよっと!
赤
青ちゃん元気出たね!笑
紫
ためてたものだしたから…かな?
青
…きっとそう!笑
桃
飯呼びに来たけど…
~~~
~~~~!
桃
どういうことだよ…
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝