テラーノベル
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しゅう
あき
きっと普通の女の子だったらもっとドキドキする瞬間なはずだ
ステージに腰かけ足をブラブラして シュートするのを見る
しゅう
タンタンっとボールをつく音が 体育館に響く
その瞬間ボールが宙に浮いた
しゅう
あき
ガコン
しゅう
あき
そう、私は毎週呼び出されては毎度のようにシュートを見届けている
あき
しゅう
あき
しゅう
しゅう
あき
しゅう
あき
あき
あき
しゅう
あき
しゅう
あき
あき
しゅう
その日の夜〜
あき
しゅう
あき
しゅう
あき
しゅう
しゅう
しゅう
あき
あき
あき
先生は家の用事と言っていた。
しゅう
次の日、試合会場に秋の姿はなかった
先生は家の用事と言っていた。
けど、先生の顔は真っ青だった
試合が全て終わったあと 俺だけ学校に戻ってきた
しゅう
あき
そこには制服を着たあきの姿があった
しゅう
あき
あき
しゅう
あき
しゅう
しゅう
あき
しゅう
あき
しゅう
あき
しゅう
しゅう
あき
何あきに当たってんだよバカか俺は
しゅう
そこにはもう、 あき はいなかった
しゅう
キャプテン
不在着信
キャプテン
不在着信
キャプテン
不在着信
しゅう
キャプテン
しゅう
しゅう
キャプテン
しゅう
キャプテン
しゅう
そこには病室のベットに 横たわっていた。
キャプテン
しゅう
キャプテン
しゅう
キャプテン
キャプテン
しゅう
キャプテン
ガラガラ
あきのお母さん
キャプテン
あきのお母さん
あきのお母さん
しゅう
あきのお母さん
しゅう
しゅう
あきのお母さん
そこには、手紙と赤いミサンガを差し出された
あきのお母さん
しゅう
しゅうへ 大会応援しに行けなくて本当にごめん サポートできなくてごめん
私ね、もうすぐ死ぬんだ
本当はしゅうが、ボール入れたら言いたかったんだけど
大好きだよ
ずっとそばにいたい辛い時そばにいたいて支えてあげたい
でも、もう無理かも
バイバイ しゅう
キャプテン
あきより
しゅう
あきのお母さん
あきのお母さん
しゅう
あきのお母さん
しゅう
あきのお母さん
しゅう
あきのお母さん
あきのお母さん
あきのお母さん
あきのお母さん
しゅう
あきのお母さん
あきのお母さん
しゅう
あきのお母さん
しゅう
しゅう
そして当日、
決勝まで勝ち進み、ラスト10秒の所でタイムがかかった。
顧問
顧問
キャプテン
顧問
キャプテン
そう言うと部長はこちらを 見てニコッとした。
きっとみんな同じ意見だったんだろう部長が横を通りすぎる時
キャプテン
しゅう
そして、タイマーが再び動きだした。
いっせいにみんなで動きだし、部長と俺は定位置についた
5 4 3 2 …
キャプテン
しゅう
ボールを投げた瞬間手首につけていた赤いミサンガが目に入った
それと同時にあきの声が聞こえた
あき
入った…
しゅう
入った瞬間会場にいた人からの 歓声が上がった
キャプテン
次の日○○高校初の全国大会 と大々的に新聞に乗った。
数年後
しゅう
あきの墓のまえで手を合わせる
しゅう
しゅう
しゅう
あき
しゅう
あき
あき
しゅう
あき
急に強い風が吹いた もう、あきはそこにいなかった。
俺の願いはあの時からただ1つ
゛あきにまた会いたい゛
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