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蘭
お前、
蘭
こっち来いよ。
沙夜
、、。
沙夜
（行かなきゃ、、。）
沙夜は誰かに腕をとられる。
隼也
沙夜、ちょっときて。
沙夜
えっ、、、、。
蘭
、、やっぱり。
蘭
隼也の事取るつもりなんだね。
すず
うっっざ。
愛菜
あいつが一人になった時にやろうよ。
担任
隼也、ちょっと来てくれ。
隼也
あ、はい。
沙夜
、、。
蘭
お前調子乗ってんだろ。
沙夜
いっ、、。
すず
何にも感じないんでしょー？？ w
愛菜
なんか言えばー？？ w w
沙夜を押し倒し、
お腹の上で思い切り飛んだり、
殴ったりした。
沙夜は咳をし、
気持ち悪さに吐いてしまった。
口を押さえトイレに駆け込む沙夜。
三人は大声で笑っていた。
蘭
さいっこー！！ w w
すず
まさか吐くとはねー！！ w w
愛菜
男好きってこっわー！！ w w w w
沙夜
、、、。
隼也
、、おい。
隼也
大丈夫か？
廊下のはじの人目のない所で、
沙夜は小さく縮こまって座っていた。
沙夜
大丈夫、、。
沙夜
何でもないから、、。
隼也
お前の何でもないは信用出来ない。
隼也
顔色悪いし。
隼也
さっき保健室行ってただろ。
隼也
もう一回聞くぞ。
隼也
大丈夫か？
沙夜
、、、、。
沙夜
ちょっと気持ち悪くなっちゃって、、、、。
隼也
、、やっぱり。
隼也
制服に思いっきり踏まれた跡付いてるし。
沙夜
わかってたの、、。
隼也
なぁ。
隼也
やっぱり、
隼也
ちゃんといじめ、
隼也
解決しようぜ。
隼也
もちろん約束は約束。
隼也
願っても無理ならきっぱり諦めるけど、
隼也
お前に、
隼也
辛い思いさせたくない。
沙夜
だから、
沙夜
私は辛くなんかないんだってば、、。
隼也
嘘つくな。
隼也
お前、
隼也
体育館裏で一人で泣いてただろ。
沙夜
っ、、！？、、。
沙夜
な、、泣いてない、、。
隼也
俺、
隼也
仮じゃなくて、
隼也
本気でお前の事好きになった。
隼也
チャラとかじゃなくて、
隼也
お前の事、
隼也
沙夜の事守ってやりたい。
沙夜
、、。
隼也
ほんとは辛いんだろ？
隼也
何ともないとか言ってたけど。
隼也
お前、
隼也
姉ちゃんの事好きだからそうやって気遣ってんだろ？
隼也
沙夜の姉ちゃんも、
隼也
多分お前が自分のために辛い思いしてても、
隼也
余計辛いと思うぞ？
沙夜
っ、、、、。
隼也
言おうぜ。
隼也
沙夜。
沙夜
、、。
沙夜
ふぇぇっ、、泣
隼也
来いよ。
沙夜
っ、、、泣
隼也
大丈夫大丈夫。
沙夜
うぅ、、泣
隼也
頑張ったな。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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