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何か、感動するんだが?
次の日
○○sitenn 今日はバイトの説明があるって言ってたけどななもりさんまだ来てないみたい 早く着きすぎちゃったかな? でも昨日の人たちみんないい人だったな〜 …ん?あそこにいるのって…
○○
さとみ
○○
さとみ
○○
ヤバい!なんかすごく気まずい空気! なんか話さなきゃ…でも話題が… えっと…
さとみ
○○
さとみ
○○
さとみ
そう、私は中学の頃クラスメイトの女子からいじめをされていた。 いじめっ子の好きな子と私が話しててそれを見て怒って私をいじめるようになったみたい。 だけどその後もいじめはどんどんエスカレートしてって… 私は学校に行くのが嫌になった… だけど莉犬兄には知られたくなかった。 莉犬兄に言ったらきっと莉犬兄はとても傷つくと思う。だから言わない方が莉犬兄も傷つかないで済むし、被害は私だけで済む。 私は、体調が悪いって言って学校を何回か休んだ。
そんなある日に、私は学校の帰り道を歩いてて信号を待っていた時の話。 急に後ろから思いっきり押されて、赤信号の中道路に出てしまった。 その時、車の音がして横を見るとすぐそこには大きなトラックがあり、私は怖くて動けなくなった。 あぁ…私は死ぬんだ。莉犬兄に会いたかったなとか…とにかくたくさんの後悔があった。 だけど、トラックに轢かれそうになった瞬間、誰かが私の腕を思いっきり引っ張って自分の方に引き寄せた。それがさとみくんだった。私はさとみくんのおかげで命を救うことが出来た。その後からも中学でいじめられている相談をしたり、さとみくんにはたくさん話を聞いてもらった。
さとみ
○○
さとみ
○○
さとみ
○○
ガチャッ
莉犬
○○
莉犬
さとみ
○○
莉犬
○○
莉犬
○○
莉犬兄すごく怒ってるどうしよう… やだ…今は莉犬兄と話したくない…! 私は思わずその場から飛び出してしまった。
莉犬
さとみsitenn 莉犬のやつ…! もう頭にきたっ
さとみ
莉犬
さとみ
さとみ
莉犬
さとみ
早く○○のところに行かないとっ
さとみsitenn ○○、どこ行ったんだ… …ん?あそこに座ってるのって…っ
さとみ
○○
○○は俯いてたけど、俺が声を掛けたら顔を上げてくれた。 だけど目を真っ赤にして涙をポロポロと流しながら、すごく悲しそうな顔で俺を見上げていた。
さとみ
俺はそんな○○を見て思わず、胸がキュッってなって、○○のことを抱きしめた。
○○
○○は俺が抱きしめると声を上げて泣きじゃくった。 ○○が泣き止むまで俺は無言でずっと○○のことを抱きしめてた。 少しして○○は泣き止み俺に話しかけてきた。
○○
さとみ
○○
さとみ
○○
さとみ
○○
さとみ
○○
さとみ
○○
別に俺は○○に好意があるとかそんなんじゃない… 中学のときの○○を見てるからこそ、俺は○○が泣いたりしてるのを見ると胸が締め付けられる。 例えこれが恋でも恋じゃないとしてもこの気持ちは変わらない。