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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

彩葉

ふぅ

買い物を終えフレンチトーストを 皆さんにご馳走した

美味しいと言って たくさん食べて貰えてよかった

大先生

ちょ、多すぎん?

今は洗い物をしている

大先生と

彩葉

確かに人数が多いので
お皿も多いですね

彩葉

無理にやらなくてもいいですよ

大先生

彩葉ちゃんとなら
俺何でもするで♡

さっきからずっとこの調子で あまり作業が進んでいない

彩葉

(1人の方が早く終われるのに)

大先生

あっ

ガシャン

大先生がお皿を落として割れてしまった

ゾム

なに?!今の音!

コネシマ

大先生何かしたんか?!

幹部様とコネシマさんが音を聞き 台所に駆けつけて来た

大先生

いやまず俺って
決めつけんのやめろや!

彩葉

でも大先生ですよね

大先生

まじでごめん!!

大先生

弁償するわ!

彩葉

あ、そんなに大事なものでもないので…

彩葉

そろそろ新しいものが欲しいと
思っていたところですし

ゾム

優しすぎやろ

彩葉

私はいつでも優しいですけど?!

彩葉

それより、そこの扉を開けたら
掃除機があるので

彩葉

取って貰ってもいいですか?

コネシマ

ここか?

大先生、コネシマさんが取りにいって

ゾムさんはショッピさんに呼ばれて 行ってしまった

コネシマさん達を待つ間に 皿の破片を拾おうとしゃがみ込む

誰かの足音が近づいてくる

彩葉

(幹部様戻ってきたのかな)

特に気にならず誰なのかを確認せずに 破片に手を伸ばす__

彩葉

?!

後ろから腕を掴まれる

驚いて勢いよく振り返る

シャオロン

ちょっ?!

シャオさんだった

だが、しゃがんでいたため バランスを崩してしまい

破片の真上でふらついてしまう

ギリギリ破片のない場所に片手をついて もう片方の手で彩葉を支える

あまりに一瞬の出来事すぎて よく自分がこの判断をできたな、 とつい感心してしまった

彩葉

あ、あの

彩葉

大丈夫ですか…

顔を背けながら俺の心配をする彩葉

目を合わせようとしない

シャオロン

ほんまに俺からなんかすると
消極的になるんやな

彩葉

刺激が強いんです

シャオロン

まぁ、これは確かに…

体は少し密着し顔も近い

シャオロン

破片危ないでさ、大先生達が
来るまでこのまま待ってな

あの二人が来るまでこの体制のまま

彩葉

え…いや、あの、

彩葉

は、離して貰っても大丈夫です

シャオロン

いや離したら倒れて
破片も刺さって怪我するで?

彩葉

このままの状態で心臓が
止まってタヒぬよりはましです

だがこうも面白い反応をされては いじらずにはいられない

シャオロン

…ごめん、嫌やった?

わざとらしくショックを 受けたように返事をする

彩葉

うぁ…違います、!

慌てている様子

シャオロン

(こいつほんまおもろいな)

それはそうと、いつまで このままいればいいのか

そう思い大先生とコネシマが いるはずの方向に目をやると

2人してじっとこちらを見ながら なにやら話していた

コネシマ

あの2人…何してるんや…?

大先生

シーッ!邪魔したらあかん!

シャオロン

はよどうにかせんかい!

シャオロン

よし、これでええな

彩葉

ありがとうございます

大先生

ごめんな?彩葉ちゃん

彩葉

いいですよお皿くらい

彩葉

それより!

彩葉

そろそろ夜ご飯の
準備をしたいんですけど

彩葉

料理ができる方っていますか?

コネシマ

んー、ショッピくんとかかぁ?

シャオロン

俺よりはショッピの方が
出来ると思うで

大先生

お前は誰よりも出来てないで?

ショッピ

大先生に呼ばれたんやけど
なんかあった?

彩葉

えと、ショッピさんは
料理ができると聞いたので

ショッピ

あー…

ショッピ

え、やれと?

彩葉

時間も時間なので1人で作ると食べるのが遅くなってしまうので

彩葉

お願いしてもいいですか…?

ショッピ

…ふぅ、やるかー

彩葉

ありがとうございます!

ショッピ

他の奴らやったら
やらんかったけど

ショッピ

彩葉の頼みやしな

彩葉

ありがとうございます…?
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