思い出してしまった。
先程まで警戒と焦りで忘れていた感情を。
日帝
うっ
脳裏に過る2人の死に際。
それぞれが言い残した言葉。
日帝
あ゛ああ゛ッ
日帝
嫌だっ…
日帝
なんでッ
まるでその場にいるかのようにそれは鮮明に感じられる。
日帝
なんで俺、だけ
日帝
生き残って…!!
日帝
嘘、だ…!!
空は滅多刺しにされた。
海は手足を切り刻まれていた。
2人とも刀か剣かで付けられた傷と、銃で撃たれた傷があった。
どちらも見るも無惨な姿になってしまっていたことに変わりは無いだろう。
日帝
はアッ…ゴホッ
日帝
(息が上がっていく)
日帝
ど、うして
日帝
2人は死んで
日帝
俺は、生きているんだ、
事実を事実だと認識できそうにない。
日帝
はあッ…
日帝
ゲホッ
日帝
あ、がッ
苦しい。 息をしているのに、苦しいのは何故だろうか。
日帝
かは
日帝
ヒュっ
カタッゴト (ナチスが窓から降りてくる音)
ナチス
…!?
ナチス
どうした!?
降りてきてみれば、先程まで異常のなかった日帝が倒れており、しかも苦しそうにおかしな呼吸をしている。
ナチス
チッ
ナチス
過呼吸か…!?
ナチス
イタ王今すぐに来い!!
ナチス
今すぐ!緊急!!
イタ王
パァリィィィィンスタッ
(窓蹴り割って入ってくる)
(窓蹴り割って入ってくる)
イタ王
にってーどうしたんね!?
ナチス
急いで医療セット丸ごと持ってきてくれ!!
イタ王
うんっ
日帝
はアッがはッ
ナチス
大丈夫…、ではなさそうだな
ナチス
俺の真似してみろ
ナチス
吸って?
日帝
ヒュッ
ナチス
吐いて
日帝
ゴホ
ナチス
落ち着いて
ナチス
ゆっくりだ
ナチス
(背中をさする)
ナチス
吸って?
日帝
スー
ナチス
ゆっくり吐いて
日帝
はアっー
イタ王
持ってきたんねぇぇ!!
ナチス
酸素!!
イタ王
はいこれ!
ナチス
(日帝に酸素ボンベをあてる)
日帝
はあっ…はあっ…
イタ王
だいじょーぶなんね…?
日帝
コテ(寝た)
イタ王
わぁっ
イタ王
寝ちゃった?
ナチス
そうだな
イタ王
なんで急にこんななってるんね?
ナチス
俺が来た時にはこうなっていた
ナチス
(…恐らく、トラウマの類いだろうな)
ナチス
原因は…あの二人か
イタ王
日帝の横にいた二人なんね?
イタ王
…そっか
ナチス
あの感じだと再発もほぼ確実にあるだろう
ドッガァァァガラガラ
イタ王
うわぁパスタァとピッツァが家ごと爆発してるんねぇぇ!?
ナチス
行ってこい
イタ王
やばいんね!
イタ王
(さっき窓ガラス割った所を放置して登っていく)
ナチス
(諦め)
日帝
…
なんだろう
頭の中がぐるぐるしている
分からない
どれが幻覚か 現実か
暗いような怨念のような何かがどろどろと溶け合い混ざっていくようだ 気持ちが悪い
???
〜〜ー…。…!!
???
…〜?…!!!
突然、外から声が聞こえた。
ナチス
…誰だ
イタ王
………(上の階にいる)
イタ王
なんか泣いてない?
ナチス
(割れた窓から下を見る)
イタ王
んっ(窓から下を見る)
誰かが走っている?
やっと声の内容が分かりそうだ。
???
ここにいるんでしょ!?
???
どこー!!
???
ねぇ返事してよぉー(泣)
???
どこなのー!?
???
ないちぃぃぃ!!!
主(理翔)
はーいここまででーす
主(理翔)
本日は最初何の挨拶もなく始めちゃった
主(理翔)
今回のは書いててめちゃくちゃ楽しかったです
主(理翔)
もう皆さん(???)の人物は分かったよねー
主(理翔)
続きも頑張りますので♡、コメントよろしくお願いします
主(理翔)
じゃーねー👋