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朝目覚めると 空はキラキラしていて 昨日の不気味なあの夜とは 思えない程だった

ないこくん

…きれー

初兎くん

…せやなぁ

そんなことをしていると 後ろからドタバタと 足音が聞こえてくる

いむくん

た、大変ッ…大変だよ!!

ないこくん

え……ど、どうしたの?

いむくん

ッ…青髪がッ…!!

この異様な慌てよう もしかして…

初兎くん

死体になって見つかった…
…ってとこか?

いむくん

ッ…そう…だよ…
…い、いいからとにかく来てッ!

そう言われ 俺達は森の方へ連れていかれた

いふくん

……

腹部を大きな爪で 引っかかれたような跡がある

りうらくん

…これは…
人狼…っぽいよね

ないこくん

ッ…しょーさッ…

初兎くん

…見るのが辛かったら
俺の後ろに隠れとき…

ないこくん

…は、はい…

いむくん

……青髪は
ただの村人だった。
…だから、返り討ちにあった人狼とかじゃない…本当に…人狼に殺害された…

初兎くん

なんで村人って分かるん?

いむくん

それは…僕が占い師だからだよ

ないこくん

うら…ないし…?

いむくん

昨晩1番怪しかった青髪を僕は占った……そして、占い結果は村人だった

あにき

……

初兎くん

…てゆーかさ、
この青髪が死んでるってことは人狼は決まったようなものやない?

初兎くん

なんで昨日ずっと一緒に居たはずなのにあんたは生きていてこいつだけ死んどるん?

あにき

それ…は…

辺りが静寂で包まれる

そして皆 この黒髪の男の人を 疑った目で見ていた

りうらくん

りうらも…ちょっと思ってた

いむくん

まぁ…1番怪しい…よね…

ないこくん

……コクッ

あにき

ま、まってやッ…!
俺はいふまろを殺しとらんッ…

いむくん

いふまろ…って
この人の名前かな?

あにき

…あぁ、

りうらくん

じゃ、昨日貴方はそのいふまろって人と夜を過ごしてたんだね?

あにき

……それは…そうだ…

あにき

だが俺はやってないッ…
まほの横で本当に寝てただけで…
起きたら…まろはッ…

あにき

本当だッ…信じてくれやッ…!!

ないこくん

……

必死に弁明する 黒髪の男を誰も信じようとしない

りうらくん

……多数決

初兎くん

…え?

りうらくん

誰を吊るのか、それとも今日は吊らないのかを多数決で決めようよ

あにき

……

りうらくん

怪しい…と思っていても
吊るまでは…って思ってる人だっているでしょ?

初兎くん

…なるほどなぁ…
ちなみに俺は吊りたいで?
それぞれみんなアリバイがあるなら…やけどな

ないこくん

俺も…同じ意見です…
初兎さんとはずっと一緒にいたから…俺達には出来ないから…

いむくん

さっきも言ったけど…僕は占い師だから人狼ではないね…

りうらくん

りうらは…基本水色…
…ほとけっちと一緒にいたよ

あにき

俺…は……

あにき

……

りうらくん

結論…出てるっぽいよね

いむくん

…黒髪の人には悪いけど
そうだね…

初兎くん

じゃ、吊られてもらおうか

ないこくん

……

あにき

ほんまにッ…俺は…
なにもしてないんやッ…!

あにき

な、なぁッ…助けてやッ…!

俺の方を見て 命乞いをしてくる

ないこくん

ぇッ……ぁ…

初兎くん

…ないちゃん、人狼だと思う奴に聞く耳持ったらあかんで

ないこくん

…は、はいッ…

いむくん

処刑…か…
なるべく楽にすぐ亡くなって欲しいから…この銃で頭を…

あにき

ま、まってやッ…

りうらくん

…誰がやるの?

初兎くん

…それは…

ないこくん

……

誰も名乗り出なかった

出るはずがなかった

こんなに怯えてる人間に 銃を突きつけるなんて…俺達は…

初兎くん

……

いむくん

…いいよ。僕がやる

そういい水色頭は 引き金に手を起き 黒髪の顬(コメカミ)部分に 銃を突きつけていた

あにき

ぁ……ぁッ…

いむくん

……ごめんなさいッ…

引き金を カチッと鳴らし

パァンッと破裂音が 大きく辺りを響かせた

あにき

……

いむくん

ッ…これで…処刑は完了だよ

ないこくん

ぅ……ぁ…((ガタガタッ

初兎くん

…大丈夫…大丈夫やで…

頭から大量に血が出ていて 目はそのまま開いたまま… そして、目からは涙の跡があった

りうらくん

……

この場所に死体が2つ

異様な空気に 異質な臭い

ないこくん

う…ぇッ…

気持ちが悪い

りうらくん

…大丈夫?
…じゃないよね…

ないこくん

ぅ……

赤髪の人は 俺に綺麗な水を渡してくれた

りうらくん

向こうに行って少し飲も?
…ここだと落ち着けるものも落ち着けなくなるから…ね、

ないこくん

……((コクッ

俺は初兎さんを呼ぼうとしたが 初兎さんは水色頭の人と話をしていた

真剣そうな顔で 俺には到底入れない難しい話なんだと思う…

邪魔したらダメだ…

ないこくん

……

りうらくん

…あー
初兎さん…だっけ?
あの人と話してるほとけっちは悪い人じゃないから心配しなくて大丈夫だよ?

ないこくん

……は、はい…

りうらくん

…初兎さん達が話が終わるまで
りうらと向こうに一緒に居よ?

りうらくん

別にりうらは
怪しい人なんかじゃないし…ね?

ないこくん

……

俺は無言で頷き 赤髪の人について行った

続く!

ジダンダーナイト

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