零桜

⚠️注意⚠️ ちゃばちゃんとめっちゃ一緒です びっくりするくらい一緒です やばいです（？）

それから院長さんにらんくんの起床を報告した

こんなに危険な状態だとしてもこさめの心配ばかり。自分を1番大事にして欲しいのに...

すると力が抜けたのかぐったりとベットによりかかった。

顔が渋ってる。余程痛いんだ

当たり前じゃん

院長さんがうつむいていた。それほどまでに真面目な話なのだろうか

彼が何故故に感ずいていたのかは分からない。

それでもこさめは夢に教えられた。 ただの夢だと思っていたのだが

桜我さんと雨乃さんの出会いは、近所の公園でした。

桜我さんが、泣いているところを偶然見かけた雨乃さんが、貴方に声をかけたのです。

泣いていた貴方に対して、無邪気な笑顔で、雨乃さんは貴方に手を差し出した。

私は、そこを見たのです。

......驚きましたよ。ものすごく。

私の総合精神科に通い詰めていた桜我さんの起こさんでしたし、

...そして、

ニュースにもなった“首吊り自殺”の桜我さんの息子さんでもありましたから。

あなたを見ていられず、私は無責任にも、桜我さんを私の施設に誘ったのです。

病院での生活は、桜我さんを支えてくれた様で、雨乃さんの存在は、桜我さんにとって大きかった物だと、良く感じていました。

そんな光景を、私は微笑ましく思っていたんです。

桜我さんの心の支えになっていた彼が、きっと貴方をこれからも助けてくれるだろうと。

でも、そんなのは思い違いでした。

あんな事が起きるなんて、私は夢にも思っていませんでしたから。

......もう、思い出したくもないです。

桜我さんのトラウマを蘇らせてしまう、原因になってしまうだなんて。