三ツ谷ママン
じゃあ、また放課後。
〇〇
うん!
〇〇
(三ツ谷くん、放課後に用事とかなんだろ)
マイキー
おー!〇〇!
〇〇
あ、マイキーくん
どーしたの?
どーしたの?
マイキー
ちょっとこっち来て
マイキー
その、俺さ
マイキー
〇〇の事好きなんだよね
〇〇
え……?
〇〇
マイキーくんが私の事…を?
マイキー
うん
マイキー
俺と付き合って欲しい
〇〇
私も、いつもみんなの中心で頑張ってるマイキーくんが
〇〇
好きっ……!
〇〇
彼女にさせてください…っ!
マイキー
っ!もちろん!
三ツ谷ママン
(…………………)
三ツ谷ママン
(〇〇、マイキーのこと好きだったのか)
三ツ谷ママン
(いつも中心で頑張ってる?)
いつもマイキーが中心で 頑張れてるのは
俺が、俺たちが 支えてるからだ
三ツ谷ママン
(俺の料理も、俺が作った服も)
三ツ谷ママン
(いつも美味しそうに食べてくれたから)
三ツ谷ママン
(いつも嬉しそうに着てくれたから)
三ツ谷ママン
両思いだったと勘違いしてたな………………ボソッ
三ツ谷ママン
(そもそも両思いじゃなくても良いんじゃないか?)
家族も、友達も マイキーも、みんなみんな
誰もいない 〇〇と俺だけの空間にいれば
両思いじゃなくてもいいんだ
三ツ谷ママン
(彼氏になろうと必死で馬鹿みたいだった)
三ツ谷ママン
(そうだ、そうすればいいんだ)
キーンコーンカーンコーン
起立ー礼
あーがとござーましたー
あーがとござーましたー
マイキー
一緒に帰ろーぜ!〇〇!
〇〇
うん!
〇〇
(なんか忘れてる気がする…)
三ツ谷ママン
(ふーーーん)
三ツ谷ママン
(俺の呼び出し忘れてるんだ)
三ツ谷ママン
(まぁ告白しようとしてただけだからもう意味ないんだけど)
三ツ谷ママン
(流石に忘れられるのは
イライラするな)
イライラするな)
三ツ谷ママン
はぁ……………