歪んだ関係

部屋に響く生々しい音

汚く喘ぐ僕の声

こんなことになったのには理由があって

なんて話している僕らの関係はただの兄弟

友達とかそういうのじゃない

社会人の紫 ｰ くんと

大学生の赤くん

高校生の僕と桃くんと

中学生の橙くんと黄くん

親が仕事の都合で引っ越すと行った時に 僕が駄々をこねて嫌と言ったから

仕方がなく祖母に家を頼んで両親は引っ越して行った

あっという間に人口が減った部屋

その日は部屋に上がっていく桃くんを横目で見ながら 家を出た

なんて馬鹿みたいな話をする

そう言って駄々をこねるけど

橙くんの財布には本1冊分のお金しか入ってなくて

そういう橙くんを無視して家まで走る

息切れしながら家にいるはずの桃くんに声をかける

少し半ギレになりながら自分の部屋へと走る

これで桃くん部屋にいたら殴ってやる

僕と桃くんは同じ部屋を2段ベッドで使ってるのでもし桃くんがゲームをしてたら

僕の声が聞こえてないとおかしい

部屋の前まで近づいても全然静か

なんならゲームの音も聞こえない

どこいったんだろ

そう思いながらドアノブに手をかける

《ぁ''ｯ…、//

…見なかったことにして、

《ｯ…青ｯ…''//

思わず出てしまった声に驚いて 口を抑える

待って、今青って言った？

《ｯぇ、…だれ、？

やば、バレた そう思って赤くんの部屋に逃げ込もうとした

後ろからドアが少しだけ開けられていて その隙間から綺麗な桃くんの青い目がこちらを覗いている

そう言って僕の僕をちょんっと触ってくる

『ｯ青…ｯ''…//』

あの声が頭から離れない

そういう僕を無視して君は手を握って部屋に歩き出す

部屋に入ったら優しく押し倒されていた

そう言いながら慣れた手つきで僕の服を脱がす

そう言いながらいやらしく僕のを触ってくる

欲にまみれて頭がおかしくなった桃くんに そう言うけど

君は全然辞める気配がない

そう思ったらスマホを弄り始める

桃くんのが僕に入ってきてからちょっとして 変な感覚に襲われた

そう言ったと思ったら 奥に奥に入れてくる

そう言われてまぶたを閉じると 気づいたら眠ってしまっていた

体を綺麗にして、服を着せて布団で寝かせた時 安心したような顔になって

ヨダレを口から垂らしながら眠ってる青が愛おしくてたまらない

おかしい関係だけれど

♡1000 えちち系なので消すかも