嫌われ性処理さん

目が覚めると、何処か見覚えのある部屋に居た。何故此処に居るのか、此処は何処なのかを理解する為には少し時間がかかった。

何故かは分からないけど、本能が此処は危ないと言っている

部屋を出る為に少しだる気のある身体を置き上げようとすると、 ｽﾞｷｯ

当たり前だけど、あれだけ激しくされたら腰も痛くなるわけだ。

何故かは分からないが、気付くと涙が溢れていた。

ずっと双子などと言っていた人に暴言を吐かれるのは辛く、また涙が 溢れてきた。

僕だって出て行きたいよこんな辛い 場所でも、身体が動かないんだよ

こんな場所逃げ出したい 辛い、苦しい、痛い よく分からない感情が波の様に 押し寄せる

喉の奥で何かが詰まる様な 感じがして、息をするのが苦しく なって来た。

裏切り者その言葉が胸を貫く 誰か誰が助けて、もう此処から出して 僕が何をしたって言うの?