桃
…な~んだ…ッw
紫
…らん?
桃
なんも怖いことないじゃん…
紫
…無理してまた俺らを信用
しなくてもいい
しなくてもいい
紫
でも人を見ても怖い、
って思わなくなれるならそれd
って思わなくなれるならそれd
桃
君らのこと俺から
捨てればいいじゃん?
捨てればいいじゃん?
紫
…ッは?
赫
はッ?何言ってんの!?
桃
だってそうでしょ?
桃
死ぬことも望んでくれないくせに
最低で助けてくれない。
最低で助けてくれない。
紫
…ッ
桃
なら俺はいらないよ。
桃
こんな日々が終わるなら
なんでもいいよw
なんでもいいよw
瑞
…わかった。
赫
は?お前まで何言っt
瑞
らんくん、それ貸して?
桃
…どうして?
瑞
…いいから。
桃
……。
桃
…どうぞ?
瑞
ありがとっニコッ
こさめはらんからカッターを受け取り
ザクッ
桃
ッ!?
瑞
…。
瑞
…らんくんの痛みって
こんなんじゃないんだよね?
こんなんじゃないんだよね?
瑞
ならこさめがらんくんの
痛み全部背負うから。
痛み全部背負うから。
瑞
それでまた一緒にいよっ?
桃
やめ…ッ
ザクッ
瑞
…らんくんがずっと我慢してた分
ザクッ
瑞
こさめがッ…
らんくんと同じ痛み知るから。
らんくんと同じ痛み知るから。
瑞
だからッ!
瑞
お願い…ッ…
瑞
…ここにいて…ッポロポロッ
桃
…やめて…ッ?
瑞
…嫌だよ、
らんくんの痛み知るから
らんくんの痛み知るから
瑞
傍にいてくれなきゃ嫌ッ
桃
……。
瑞
わかってる、
らんくんがどれくらい限界で
らんくんがどれくらい限界で
瑞
しんどいってわかってる…ッ
瑞
でも…ッ……こさめはッ
瑞
らんくんがいいっポロッ
瑞
らんくんがいなきゃなんにも
出来ないのっポロッ
出来ないのっポロッ
桃
……最初は
死ぬ気なんてなかったよ
死ぬ気なんてなかったよ
桃
今日だって。
桃
こんなこと話す気もなかった。
桃
弱い奴なんて
思われたくなかったし。
思われたくなかったし。
瑞
そんなことッ…らんくんは強いよ!
桃
…違う
桃
人間なんか弱くて脆くて
当たり前なんだよ
当たり前なんだよ
桃
大事な人の裏切りだけで喪失感と
劣等感で気が狂いそうになるし
劣等感で気が狂いそうになるし
桃
そんな奴から突然都合よく綺麗事
吐かれたら死にたくなるし。
吐かれたら死にたくなるし。
瑞
ッ綺麗事じゃないッ
桃
しってる。
桃
こさめはこんな場でそんなこと…
言える人じゃない
言える人じゃない
桃
こさめは本当は賢くて優しくて
いい子なこと知ってるから。
いい子なこと知ってるから。
桃
だからね。
桃
こさめの言う言葉には重みがあって
優しいんだよ。
優しいんだよ。
桃
こさめのいいところは
そう言うところ。
そう言うところ。
桃
でも自分のこと否定しすぎ。
瑞
…ッごめん、ッ治すから…ッ
瑞
らんくんが不快だったところ
全部治すッ
全部治すッ
桃
俺が前に行ったこと忘れた?
瑞
…ッ?
桃
…ッこさめはこさめのままでいいよ
桃
責めなくていい
桃
大丈夫だから。
桃
こさめ。
瑞
ッなに、?
こさめの手の上にらんの手を重ねて
桃
……。
桃
…例えば明日何もなく俺が戻って
来れたら、こんな話なんかなかった
ことにして全部元に戻していつも
通りに話してくれるのかな…?
来れたら、こんな話なんかなかった
ことにして全部元に戻していつも
通りに話してくれるのかな…?
瑞
…ッ…いいよ、
瑞
…それが、いいんだよねっ?
桃
…ッコクッ
瑞
わかった、こさめらは何もしない
瑞
だから、いつも通り待ってるからッ
瑞
らんくんが帰って来れる場所は
ここだよって…待ってるからッ
ここだよって…待ってるからッ
瑞
…ッずっと。
瑞
らんくんがまた笑顔で
帰って来れるようにッ
帰って来れるようにッ
桃
…ん。
翠
…らんらんはそれでいいんだね?
桃
うん、それがいい
翠
わかった。
翠
…なら俺も動いておきます。
桃
……ッ…察しが良くてw
赫
は?
赫
いや今動かず待つって話じゃ?
桃
うん。
桃
ただすちには動いてもらう
紫
は?どういうこと…ッ






