-hotoke-
ここはどこ?しかも縛られてるしッ…
わからない。
僕はさっきまで体育館でパートナー決めをして…ッ
ッそっか、思い出したよ。
てか、さっきの子は!?
初兎
何だよ。呑気に寝てやがる。
こちとら縛られてるのに…
でも…足は縛られてないから逃げれる!
早くッ!逃げなきゃ!!
早くないちゃんとりうちゃんに会わなきゃ。
その言葉で頭がいっぱいだった。
だから無我夢中で、全速力で体育館へ行った。
-hotoke-
腕が動かせないし、
走りすぎて重い足を上げるのもしんどい。
ロープの重さもかなりあるし…
-hotoke-
あれは!ないちゃん!!
ないこ
-hotoke-
ないこ
-hotoke-
先程の嫌悪感と、 あのまま大人しくしていたら何をされていたのかという恐怖。
そして嗚咽が混じり、言葉が詰まる。
ないこ
ないこ
ないこ
ないちゃんが色々と察して、ぼくがされた言葉を避けて話し始める。
優しいなぁ。
こんなに僕のことを思ってくれてるなんて。
そんな気持ちに浸っていると、後ろから聞き覚えのある声がした。
俺のいむになにとんねん!!!!
-hotoke-
ないこ
ないちゃんが僕を力強く抱きしめて、自ら盾になってくれた。
守っているのか挑発なのか。
ないちゃんの考えてることを読めたことがないからわからないけど、
ないちゃんが怒っていることはわかった。
初兎
ないこ
初兎
初兎
ないこ
-hotoke-
初兎
怖い。
ないちゃんが必死に守ってくれてるのにも関わらず、何も出来ない僕も怖い。
早く助けを呼ばなきゃ、
そんなことを考えることはもう遅かった。
うさぎの男の子が物凄い速さで蹴りを入れようとしていたから。
ないこ
2人とも目を瞑る。
だけど、痛くなかった。
なんで?
恐る恐る薄目で視線を向けると…
If
青髪の背が高い男の子が庇ってくれたようだ。
ないこ
-hotoke-
ないこ
If
If
初兎
-hotoke-
急に涙が込み上げてきて詰まらせていると
ないこ
ないちゃんが少し震えた声で言ってくれた。
やばい、これは相当怒ってる。
If
初兎
If
初兎
If
初兎
-hotoke-
狂ってる…!
-hotoke-
-hotoke-
If
-hotoke-
-hotoke-
If
-hotoke-
If
え?なんで黙ったの?
怖いって!怖い怖い怖い!!:(´◦ω◦`):
If
ないこ
-hotoke-
-hotoke-
ダッ
ないこ
-hotoke-
If
-hotoke-
ないこ
青組
コメント
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ないちゃんさいきょー!
まって!前回のやつで思い出したけど…りうちゃんと兄貴のとこストレートすぎない?笑笑