高校の 入学式で 、 一人 違う雰囲気を 纏った 女がいた
髪が長くて 通り過ぎる度に香る いい匂い 、 顔立ちの整った 女
皆からの視線を集める存在 、 だが その女は 一匹狼 だった
俺は運良く 彼女と 同じクラスで 。 休み時間に チラ 、と 彼女を 見た
窓際の席に 座って 本を読んでいるだけなのに 、 独特な雰囲気を纏わす
周りは 彼女を避けて 話しかけようとしなかった
ある 人々には 怖いだの 不気味だの 散々な 言われようだ
そんな彼女に 俺は 声をかけた
大きく綺麗な目を 見開いて みるみるうちに 頬を赤らめる
すると 、 返ってきた言葉 は
なんて 分かりやすく戸惑い 俺から目を逸らした
kro
なんだよ
クソ可愛い じゃねえか
kro
突然 背の高い男の子に 声を掛けられて 思わず 戸惑った
顔があつい 、昔から 誰かと話す時は 緊張して 上手く 目を見て話せない
kro
知ってたんじゃねえか なんて 心の中でツッコみ 顔を手で覆う
kro
人の名前を 覚えてないなんて 失礼にあたってしまう
kro
見るからに焦っている 私をみて 笑う 彼
kro
kro
kro
ぼそ 、と呟いて 今度は 鉄朗くんが 顔を覆った
kro
kro
どこの部活を見ようか 悩んでいた所では あった
kro
kro
そう言って 鉄朗くんは席へ戻った
これ 、 お友達って ことで いいのかな
優しく 話してくれたことを 思い出して つい 頬がゆるくなってしまった
” 人見知りの 花子さん ”
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃
コメント
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黒尾くんが照れる時顔を手で覆うの解釈一致すぎる 風早くんとまた違うタイプの王子様だからすごいまた違う味があって大好きです🫶🏻️❤️🔥