よく晴れた空を背景に
皆は戦いを巻き起こしていた
夢主
どいてっ、!
どうしてルフィ達がここにいたのか
その事は分からないけれど、
動揺している暇はなかった
私の体は、不思議と海賊を倒した
心は、ルフィの方に向いていたままだったかもしれない
ルフィ
...俺は、海賊王になる!!
何度、聞いただろうか。
同じ言葉を、この立場になっても耳にした
何故か、懐かしい思い出が蘇る
そう思っていると、突然に上手く動かなくなった。
夢主
っ、、あ...
声が、思うように出せなくなった
私の体なのに、誰かに占領されていく
誰かに、心の内側から乗っ取られて、、
何を、大切にすればいいんだろうか
この立場を捨てれば、良かったのだろうか
何度この疑問を浮かべただろう
その答えは、どこにもなかった
サカズキを交わしたら...
立派な海兵に...
ルフィは、兄弟だ
海賊は捕まえないと。
一体、何を信じればいいのかな、
何を、...
センゴク
どうしたんだ、夢主!
センゴクが、近寄ってきた
その手を振り払った。
夢主
私...ワタシ、、
どこデ、、ナニを、間違えタノ?
センゴク
っ、聞こえてるか、夢主!
剣に手をかけた、
ガープ
危ないわい!!
そのまま、その剣をふった
センゴク
な、なんて事をするんだ!
ガープ
操られておるんじゃ!!
夢主
チガウ...これ、本トウ、ワタシ