あとはもうよく覚えていない
驚きと恐怖で、声が出なかった
その時に賢人君がいなかったら僕は どうなってたかわからない
暁菜
…お世話になりました
賢人
本当に大丈夫か〜?
暁菜
…もう休んだし平気だよ笑
森
なんかあったら何時でも連絡しろよ!
店長
警察にも連絡いれたけど
賢人
証拠がないから無理だってさ…
暁菜
……大丈夫です!
暁菜
家も引っ越しますし…
賢人
…寂しくなるな〜
暁菜
落ち着いたらみんな飲みにでも誘ってください笑
仕事も家も、 あの恐怖から逃れたくて 全て捨てて、今のようになりました
ガチャッ
暁菜
…はぁ
早く燈路さんの顔をみたい……
タッ
暁菜
ただいまです…
燈路
……おかえり
暁菜
…げっそりしてますね
暁菜
どうしたんですか…?
燈路
…あー
燈路
顔に出てる?笑
暁菜
かなり出てます…
ギュッ
暁菜
…ふふっ
暁菜
なんですか?
燈路
……はぁ〜
燈路
ケーキ30個の注文が入ってさ
暁菜
……えぇっ!?
燈路
断ろうとしたけど昔お世話になってた人だし、無理だった
燈路
映画見れないかも…まじでごめん
暁菜
仕事は仕方ないですよ…僕も手伝います!
燈路
……暁菜
暁菜
…ふふっ
「なんかあったらちゃんと相談するんだぞ」
暁菜
…。
仕事で忙しいみたいだし…負担かけてしまうかも…… 後で話そう…
燈路
……。
燈路
なんかあったの
暁菜
へっ?
燈路
悩んでる顔してるし
暁菜
えっ、いや!なにもないです!
燈路
…💢
スルッ
暁菜
!?
ちゅっ
暁菜
…っ
暁菜
ちょっ…ケーキ作りは……
燈路
そんなの後で
ツーッ
ピクッ
暁菜
ほんとに…すとっぷしてください!
燈路
話してくれるまで止めないけど?
暁菜
は…話します!
ピタッ
暁菜
…えっと
燈路
……なに?
暁菜
ちょっとだけ重い話なんですけど…軽く受け流してくださいね…?
燈路
……いや無理でしょ
暁菜
ええっ…
燈路
ほら、早く話して
燈路
ちゃんと話終わるまで聞いてるから
暁菜
…!
暁菜
……はい






