⚠乱太 前回の続きじゃないです
乱歩
あ、シャボン玉が割れる!!
つん
太宰
えぇ、、なんで自分から割っちゃうんですか
乱歩
だって、僕以外のものに割られるとか、気に入らない。僕のものなのに
太宰
…それって私に対してもですか?
乱歩
お前とシャボン玉が同列な訳ないじゃん
太宰
え!?
乱歩
シャボン玉の方が何倍も綺麗だ
太宰
え、
乱歩
シャボン玉に映る世界は綺麗なんだ。色んな色に揺れて、こんな世界でも美しく見える。勿論シャボン玉自体も綺麗だけどね
太宰
それはそうですけど、私だって…
乱歩
お前越しに見える世界は酷く汚い。恐怖や悲しみや偽りに満ちていて、見れたもんじゃないよ
太宰
前に、私の顔や髪の事、綺麗だって褒めてくれたじゃないですかぁ、
乱歩
そうだね。お前にはまた別の美しさがある。見た目だけじゃないよ?雰囲気や考え方も、危うくって美しい。だから、まぁ、好きだよ
太宰
乱歩さんっ!!!
乱歩
シャボン玉の次くらいに
太宰
乱歩さんっっっっ
ゆあです! バカップル乱太、どうだったでしょうか! 『綺麗で汚い、僕だけの悪』の世界線かもしれません。 1つ前のシャボン玉の話とはまた少し違ったお話です。シャボン玉してる乱歩さん想像するだけで最高にバブくて可愛い… ここまで読んでくださりありがとうございます! それではまた次の時に