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夜の街は昼とは別の場所みたいだった
昼は静かで
空っぽで
ただ時間が過ぎているだけの場所
でも夜は違う
店の明かり。
クルマのライト。
歩いている人の声。
全部が混ざって、少しだけ世界が動いている感じがする
??
隣であいつが言う
??
俺は少し周りを見る
スマイル
??
あいつは笑う
しばらく歩いていると
コンビニの前で止まった
??
スマイル
??
勝手に中に入っていく
俺もついて行く
店の中は明るすぎて
目が少し痛い
あいつはパンを2つ持ってきて
レジに置いた
会計を済ませると
そのまま1つを俺に渡す
??
スマイル
??
スマイル
??
俺はパンを持ったまま言う。
スマイル
あいつは少し考える顔をした
??
??
スマイル
??
適当すぎる
外に出て
コンビニの前の緑石に座る
袋を開けてパンを食べる
久しぶりにちゃんとしたものを食べたきがした
少し沈黙が流れる
??
あいつが言ってなかった
??
スマイル
??
俺はパンを持つ手を止める
スマイル
答えない
しばらく待ってからあいつが言った
??
??
スマイル
俺が聞くと
あいつは肩をすくめた
??
スマイル
??
意味が分からない
あいつは続ける
??
少しだけ真面目な声になる
??
夜の町を見ながら言った
??
??
俺は意味がわからずに聞く
スマイル
あいつは少し笑った
??
??
それ以上は思わなかった
夜風が冷たい
遠くで車の音がする
そのとき
ふと思った
この人は
俺のことをほとんど知らない
名前も。
家も。
何も。
それなのに___
何故か1番長く一緒にいる気がした
#なんでも許せる人向け