しゅが❐
しゅが❐
しゅが❐
ピピピとアラームが聞こえる。
朝が来たらしい。
if🤪
むにゃむにゃと呂律が回らない口でそう呟く。
ごろんと寝返りを打ち布団を頭から被り隠れるように潜り込む。
無視をしようとしても耳に響くアラーム音。
if🤪
仕方がなく手を伸ばす。
ちゃんと起きられるように手に届かないところにいつも置いている。
届かない。
if🤪
if🤪
そう決心し少し伸びをしてから起き上がりアラームを止める。
窓から差し込んでいる光が見える。 今日は晴れみたいだ。
if🤪
if🤪
そう呟いてベットから降りようとした。
視界がぐらっと揺らぐ。
if🤪
立ち上がったばかりのベットにまた倒れ込む。
if🤪
if🤪
天井を見つめながらそう呟く。
if🤪
if🤪
if🤪
風邪をひくなんて何年ぶりだろう。
体温計を取り出し測ってみる事にした。
ピピッ。
if🤪
if🤪
if🤪
体温計をしまい、会社に電話をしなきゃと思う。
頭も痛くなってきた気がする。
立ち上がり携帯を取る。
if🤪
通話
00:00
if🤪
if🤪
if🤪
通話
03:02
自分から後ろのベットにボスッと倒れ込む。
if🤪
if🤪
もうご飯を食べる気力すら無くなっていた。
心細い、何故か泣きたくなる。
if🤪
無意識に呼んだ名前は彼だった。
自分の気持ちが届かないことなんて分かっていても。
体が思う様に動かない。
頭痛は酷くなっていくばかりでジクジクと頭を支配するように広がっていく。
だんだん意識が遠くなっていくのを感じる。
彼に会いたい。
if🤪
瞼がだんだん下がって来るのを感じる。そして目の前が暗くなる。
いれいすメンバーのグループLINE
悠佑🦁
ないこ🍣
りうら🐤
悠佑🦁
ないこ🍣
ないこ🍣
りうら🐤
悠佑🦁
悠佑🦁
いむ💎
初兎🐇
悠佑🦁
悠佑🦁
りうら🐤
悠佑🦁
ないこ🍣
初兎🐇
悠佑🦁
悠佑🦁
いむ💎
りうら🐤
悠佑🦁
初兎🐇
りうら🐤
ないこ🍣
いむ💎
悠佑🦁
ないこ🍣
初兎🐇
悠佑🦁
悠佑🦁
悠佑🦁
最後に彼の家に行ったのはかなり前だと気づく。
駅員
窓の外を眺めながらそのアナウンスを聴く。
列車がガタンゴトンと音を立てて動き出した。
本当に、ただの気にしすぎなのだろうか。
流れていく街を眺めそう思う。
駅員
駅員
降りる駅だ。
道はハッキリと覚えている。
悠佑🦁
見えてきた、あの家だ。
彼の家のドアの前に立つ。
悠佑🦁
念の為表札を見て 合っているのを確認する。
少し躊躇ってから手を伸ばしてインターホンを鳴らす
ピーンポーン、ピーンポーン
チャイム音だけがやけに響く。
悠佑🦁
悠佑🦁
悠佑🦁
悠佑🦁
しばらく待って見るがもの音すらしない。
悠佑🦁
悠佑🦁
もう用事はない。
でも、帰る気になれなかった。
悠佑🦁
少し考えてからそろりとドアノブを引っ張って見る。
ガチャ
控えめに音を立てて開いた。
悠佑🦁
彼は几帳面だからこんなことは絶対ないはず。
嫌な予感がする。
悠佑🦁
考えるより先に靴を脱いでいた。
彼の部屋へ急いで向かう。
if🤪
悠佑🦁
if🤪
彼の声が聞こえた気がしてなんとなく目が覚めた。
if🤪
よりによって彼の幻聴なんてと少し笑ってしまう。
どれくらい眠っていたのだろうと時計を見るが2、3時間らしい。
if🤪
まだ頭はジクジクと痛むし、視界はグラグラしている。
if🤪
何故か目が潤んでくる。
熱せいで感情のコントロールが効かない。
if🤪
涙を拭いそう呟いてみる。
無意識に寝てたみたいだけど全然良くなっていない。
体は思う様に動かないままだ。
ドタドタと足跡が聞こえる。
if🤪
身構えようとするが体は上手く動かない。
怖い。
ドタドタドタドタ。
その足跡はいよいよ扉の前まで来た。 バンッと勢いをつけて扉が開く。
if🤪
悠佑🦁
if🤪
if🤪
信じられない。
熱のせいで目までおかしくなってしまったのだろうか。
悠佑🦁
悠佑🦁
彼は何を心配してくれているのだろうか。
分からないが彼がここに居ることがとても嬉しくて。 目がどんどん潤んでくる。
落ち着け、泣くな。
if🤪
やばい、少し涙声になってしまった。
悠佑🦁
悠佑🦁
自分に向かって手が伸びてくる。
if🤪
彼は俺の体全体を包むように抱きしめた。
そっと優しく。
if🤪
何が起きたか理解出来ない。
悠佑🦁
抱きしめながら頭を撫でた。
小さい子をあやす様に優しく。
if🤪
我慢できなかった。
涙が頬を伝う。
if🤪
if🤪
慌てて抑えようとしたがもう遅い。
悠佑🦁
悠佑🦁
その言葉で一気に溢れる。
if🤪
if🤪
こんなに子供みたいに泣いてダサいと思うが止まってはくれない。
悠佑🦁
彼は暖かくてじわじわと温もりが伝わる。
彼の背中に回した自分の手に力が入る。
if🤪
if🤪
if🤪
if🤪
if🤪
何を言っているのだろう。 自分でも訳が分からなくなる。
if🤪
あぁ、彼を困らせたく無かったのに。
ずっと隠し通すと決めていたはずだったのに。
悠佑🦁
無言、答えはでた。
なんて俺は馬鹿なのだろう。
if🤪
if🤪
if🤪
悠佑🦁
悠佑🦁
彼はその先の言葉を言わせないとでも言うように被せて言う。
if🤪
if🤪
悠佑🦁
悠佑🦁
if🤪
悠佑🦁
悠佑🦁
if🤪
悠佑🦁
悠佑🦁
悠佑🦁
悠佑🦁
彼はそう一息でいいチラリとこちらを見る。
if🤪
悠佑🦁
悠佑🦁
悠佑🦁
悠佑🦁
if🤪
if🤪
悠佑🦁
if🤪
悠佑🦁
if🤪
if🤪
if🤪
if🤪
if🤪
悠佑🦁
そう言って彼はまた優しい手つきで頭を撫でてくれる。
俺はぎゅっと抱きしめる。
今の俺は世界一の幸せ者だ。
悠佑🦁
悠佑🦁
コメント
4件
カッコいい終わりかた…、 こんな終わりかたに出来るの…、 尊敬…、です、(՞ ܸ . . ܸ՞)゛
泣いちゃいそぅ…!