先輩

俺には大好きな先輩がいる

名前は💗先輩

俺が重い荷物持ってた時スっと自分よりも倍の荷物持ってくれたりして

すぐに好きになってしまった

それからというもの俺は

💗先輩を見かけるとすぐに抱きついてしまうという変な癖が出来た

俺はぎゅっと💗先輩に抱きついた

💛くんと💙ちゃん

2人は俺と同い年でクラスが同じ

いつも一緒に行動している

俺達は教室へと向かった

俺が言うとみんながおはようと返してくれる

ホントにうちのクラスはいい人ばかりだよ

授業が終わり昼の休憩時間になった

俺達は机をくっつけ取り囲んだ

実は俺めっちゃ💗先輩にアピールするけど恋愛系の話聞くとすぐに赤くなってしまう

2人は頭を抱えてため息を着いた

俺は理解が追いつかなくて分かるのに少し時間がかかった

あれ、ということは俺

めっちゃ💗先輩に拒否されているということ？！

え、まじかよ

そうだよね、まぁそうなるよね

うぅ……このすぐ抱きつくという変な癖が治るまでは💗先輩に会うのやめよ

くぅ……💗先輩に当分会わないのはキツすぎる……

どうしよう

まぁ男には二言ないって言うし

言っちゃったもんは仕方がない

次の日

あ、💗先輩発見！

目が合った！

……あ、そうだ

当分会うのやめるんだった

あぁ罪悪感やばい

その日から俺は徹底的に💗先輩を避けた

避け始めてから2週間経ったある日

え、え、💗先輩？！

え、えーそこ突いちゃう？

これなんて言えばいんだろ

え！💗先輩に好きだということ自覚済み？！

もう言っちゃうか

その続きを言う前に俺は何かに包まれた

💗先輩に抱きつかれているというのを理解するのに時間がかかった

え、！？

頭の中は大混乱

まさか💗先輩の口から好きという言葉が出るなんて……

その日から今まで抱きつく側だった俺が💗先輩に見つかる度に

抱きつかれてしまう

でも恥ずかしいから、

度々見つからないように逃げてる