許嫁様を奪いたい！

さっきからずっと考えているがわからなすぎる

テクテクテクッ…

なぜかわからないけど足を止めた

横を見るとyan君の家がある

もしかして、欲してたものっていつもの友達？

連絡が来た時は、

何それ自慢？学校休めるなんてずるい

って思ってたけど、

一番の友達が、

いや、一番の親友が

休むことがこんなに寂しいなんて思ってなかった

なんか、スッキリした気がする

またその顔…

お母さん、naさんの話をするといつも眉を下に下げるよね

なんでそんな顔をするの？

何かあったの？

私のお父さんは私が小さい頃に死んでしまった

だから、今は母子家庭なんだ

あまり、記憶はないけど、優しかったのは覚えてる

お父さんはマジメでメガネが似合って

なにより、私のことを一番わかってくれている人だった…

だから、私の好きなタイプはいつのまにか、自分のことを一番わかってくれている人という感じになった

そんなことを、思い出していると

こうなったら、もう止めれないなぁ

なんか、いつのまにか遅かった時間が早くなり出した

今は、すごく楽しい

この時間がずっと、

続けばいいのに