太宰華
23話
太宰華
すたーと
太宰華
作戦開始!
新版人
(お前らの作戦は全て把握済みだ。残念だが……)
新版人
……………は?
太宰華
ふっ
太宰治
……
中原中也
はっw
フョードル・D
ふふっ、まんまとかかりましたね
今の状況 華→新版に銃口を向けてる 治→立ってるだけ 中也→立ってるだけ フョードル→立ってるだけ 新版→罠にかかって動けない
太宰華
あんたが私達の作戦を盗み聞きしてたのは知ってるよ
太宰治
だから嘘の作戦を言って騙した
中原中也
てめぇを確実に○すためにな
フョードル・D
今貴方は考えてるはずです
気づかれるはずないのに、何故気づかれたのか
新版人
ッ……
太宰華
最初からだよw私達がパーティーの招待状を貰った時から気づいてたんだよww
太宰華
お前の成功することのない計画を
新版人
クソッ
太宰華
でも3人じゃどうも不安でね
太宰華
ドスくんが居てくれて助かったよ
フョードル・D
僕もです
新版人
動きを封じただけで○せると思ってるのか?
太宰華
思ってないよ
太宰華
だから……
新版人
させねぇよ
太宰華
!
太宰治
華!
中原中也
チッ
フョードル・D
クッ
新版人
おらっ
太宰華
ウッ
新版人
弱えなぁ
太宰華
ッ……
太宰治
華、大丈夫かい?
太宰華
ん、大丈夫
中原中也
読まれてたのか
新版人
騙していたのは君達だけじゃないんだよ!
太宰華
…………
フョードル・D
………
太宰華
………で
新版人
あ?
太宰華
なんで……
新版人
はっきり言えよ
太宰華
なんで私の両親を○した!
新版人
……
太宰華
なんで……
新版人
邪魔だったんだよ
太宰華
!!
新版人
あんたも知ってると思うが、お前の両親は別名、「悪魔と死神」と呼ばれてた
新版人
二人とも、俺の部下だった
太宰華
!!
新版人
アイツらは優秀でな、よく危険な任務もやらせていた
新版人
でも、お前が産まれてから2人は組織を抜けて、3人で暮らすことを決めた
太宰華
それがなんで邪魔なんだ
新版人
アイツらは優秀たが、組織を抜けても俺が何かデカいことをやろうとするたびに止めたり失敗に終わらせたりしてくる
新版人
あることをやるためには、あの二人が邪魔だった
太宰華
だから○したの…?
新版人
そうだよ!邪魔なものは早めに排除しておくべきだろ?
太宰華
……
中原中也
……
新版人
だから俺はお前の両親を○した。これで邪魔なものはいなくなった……
新版人
そう思っていたんだ、あの日まで
太宰華
あの日?
新版人
20回目の命日、俺は墓参りをしているお前を見つけた
新版人
お前は幸せそうに笑っていた
新版人
そんな時、お前は墓に向かって言った
太宰華
「必ずかたきを討つとるから、待っててね」
新版人
俺が○したとき、お前はまだ2歳だった。そんなときの記憶が残っているはずがない
新版人
さらにお前は言ったな
太宰華
「あいつの顔覚えてるから、探すのには時間かからないかな」
新版人
顔を見られてるとなるとかなり厄介だ
新版人
だから俺は入念に計画を立て、裏木にお前が米花町に来たことを聞いた
太宰華
それでこのパーティーで私を○そうと思ったのね
新版人
そうだ、そして運良くお前は俺の前に現れた!
太宰華
………
太宰治
………
太宰華
ならこの三人は関係ないんだし、危害を加えないで
新版人
あぁ、約束しよう
太宰華
三人は下がってて
太宰治
分かった
中原中也
終わったらワイン奢りな
フョードル・D
僕とのデートの数を増やしてください
太宰治
行かせないよ!!?
中原中也
行かせねぇぞ!!!
太宰華
あははw
新版人
笑ってんなよ!((攻撃する
太宰華
ザッ((避ける
新版人
さぁ、両親と同じ方法で殺してやるよ
太宰華
やってみろよ、やれるものなら
次回、♡550