茜
少し話そ?
恵幸都
(そう言って茜は少し悲しそうに)
恵幸都
(笑った)
茜
私は野々宮 茜。
茜
16歳。
茜
両親が宗教団体に入っているから私もそこに所属していることになっている。
恵幸都
………
茜
宗教団体の名前は
茜
「神の子創設会」
茜
「天神地祇の血」を持つ子供たちをつくっているところなの。
恵幸都
!!!
茜
恵幸都は御子柴 古都のクローンだよね?
恵幸都
なんでその事を…
茜
恵幸都のことは何でも知ってる。
茜
研究室も私たちの宗教団体が運営してるの。
恵幸都
…ッッ
茜
恵幸都の他にも御子柴 古都のクローンは沢山いるの。
茜
大人たちはね…
茜
どんどん子供たちをつくって自分たちが永遠の存在になろうとしている。
茜
そんなのなれるわけないのに…
茜
馬鹿みたい…
恵幸都
…茜……
恵幸都
茜もクローンなの?
茜
違うよ。
茜
私は選ばれなかった。
茜
でも、クローンの子供たちの血を飲んでるから「天神地祇の血」と「再性能力」は持ってるんだ。
恵幸都
そんな…
恵幸都
私の他にもいたなんて…
茜
もう、、
茜
疲れたの
茜
クローンの子供たちの悲痛な叫びを聞くのも
茜
大人たちの言うことしか聞けない自分も
茜
全部
茜
全部
茜
嫌になっちゃった。
恵幸都
……………
茜
恵幸都に会う前に海でタヒのうと思ってた。
茜
でも、恵幸都にあってしまった。
茜
あんなに楽しかったのは生まれて初めて。
恵幸都
私もだよ、楽しかった。
恵幸都
わたしね、
恵幸都
ずっとずっと研究室に入れられて
恵幸都
拷問されて
恵幸都
子どもを産まされて
恵幸都
……もう嫌なの!!
恵幸都
その後は梵天……
恵幸都
なんで私ばっかり…
恵幸都
そう思わない日はなかった。
恵幸都
梵天にはルリもいるし楽しくなるかと思っても人を殺すことは辛かった。
茜
………
茜
私はもう…誰も殺したくない。
恵幸都
私もだよ。
恵幸都
ねぇ茜。
恵幸都
一緒に逃げよう?
茜
…え?
恵幸都
運命から逃げよう?
恵幸都
定めから逃げよう?
茜
………
恵幸都
2人で自由になろう?
茜
ボソッ))そう出来たら良かったのに…
恵幸都
え??
茜
私は規則を破ったからタヒなないといけない。
茜
常に大人たちが私たちを監視してるの。
恵幸都
そん…な…
茜
もう逃げられない。
茜
逃げられないんだよ…
茜
自由になりたかった。
茜
私だって。
茜
普通に生きたかったよ。
恵幸都
……めて…
恵幸都
そんな事言わないで。
恵幸都
一緒に行こうよ!!
恵幸都
…ね?
茜
((- -。)(。- -))ううん
茜
わたしはここまで。
茜
恵幸都、生きて?
茜
私の分まで。
恵幸都
できない!
恵幸都
茜だけタヒぬなんて許さないから。
恵幸都
私も一緒に逝くよ。
恵幸都
( ´罒`*)✧
茜
恵幸都…
茜
本気?
恵幸都
本気。
茜
そう。
茜
じゃあ一つだけお願い。
茜
「神の子創設会」を
茜
ぶっ壊して。
恵幸都
!!
茜
私には出来ないけど恵幸都になら出来るはず。
茜
ね?
茜
お願い…だよ?
茜
向こうで会おう。
茜
カチャッ(ペンダントを取り出す)
茜
バイバイ。
茜
恵幸都。
恵幸都
待って茜!
恵幸都
待ってよ…
茜
( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
ピカッッッッ
ペンダントから光がでて
その光が消えた時には
茜はもういなかった。
恵幸都
茜…
恵幸都
待ってて。
恵幸都
必ずやり遂げてみせるから。
約束だよ
恵幸都
(そう茜の超えが聞こえた気がした)