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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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エマ

レーイっ

エマが近づいてくる

レイ

どうした

エマ

なんか元気ないように見えて……
大丈夫?

まぁ一応体調悪い……けどな?

言ったらなにか言われそうだから言わないでおこう

レイ

なんでもねーよ
ほら遊んでこい

そう言ってエマにあっちいけみたいな感じで手を振る

エマ

ふーん……
わかった!でも体調悪くなったらすぐにハウスに戻るんだよ!

レイ

はいはい……

エマが走り去る

またノーマン達と鬼ごっこか……

混ざりたいという気持ちも無くは無いが……

今は体調悪いしやめとく

ていうか頭痛くて読書に集中できない

レイはぼーとしながら1つの木を見つめる

そういえばこの木が折れてエマが木から落ちたことがあったよな

懐かしい思い出が蘇る

まぁ今のあいつはそんなヘマしないと思うが……

まだ……ハウスの秘密は教えないでおこう

次は誰が出荷されるか

多分次はコニーだ……

今ハウスに居て6歳以上で出荷されそうなのはコニーだ

コニーはリトルバーニーを持ってハウスを出ていくだろう

リトルバーニーをコニーから取っておいてそれをエマ達に届けさせて自分たちで真実へ辿り着かせよう。

でも真実を知らせるのもなんか嫌だ

本当にそれであいつらはいいのか?

このままなにも知らずに。 幸せに過ごした方がいいんじゃないか?

連れて行けるのはノーマン、エマ 最低ギルダ、ドンまでだ

俺はハウスで焼ける

そう決めてる……

エマ

レイ本当に大丈夫?
顔赤いよ?

自分の顔に手を当ててみるとたしかに熱い

エマ

どっか具合悪いんじゃない?

レイ

まぁちょとな

エマ

具合悪いんじゃん!
ほら!医務室行くよ!

俺はエマに引っ張られながら医務室へ向かう

イザベラ

んーちょと熱ね
エマ。レイの着替え持ってきて

エマ

はーい

エマは着替えを取りに行くため部屋を出る

イザベラ

最近夜更かししてたんでしょう?

イザベラはなんでもわかる

あっそういえば朝クマができてたな……

イザベラ

まぁ今日はゆっくり寝てなさい

エマ

ママー服取ってきた!

エマが俺の服を持って部屋に戻ってきた

イザベラ

レイ自分で着替えられる?

レイ

そのぐらいできる

イザベラ

エマ。私は濡れタオル持ってくるからレイをよろしくね

エマ

あっはーい

そう言ってイザベラは部屋を出ていく

え?俺ここで着替えんの?

まぁいい着替えよう

着替えた

レイ

ふぅー

おれは横になってため息をつく

てかママ遅くね?

エマ

ねーレイどこ具合悪いの?

レイ

エマ

どーやったら治る?

は……?

教えたらなんかしてきそうで怖いけど……

レイ

移すか治すのどちらかだな

レイ

ってそれ聞いてどうすんの

エマ

じゃあ私に移してね

は……?

こいつ ついに頭おかしくなったか?

エマの顔がみるみる近くなってくる

これってもしや……

チュ

俺はエマに口をこじ開けられた

そしてエマの舌が俺の口の中に侵入してくる

ヌルッ

こいつっ!

そして数分後 いや多分数秒後だろう

俺の口からエマが離れる

俺は顔を赤くさせながらフーフー息を吸っている

こいつ……

エマ

あのさここで言うのもあれなんだけど……

エマ

私レイのことが「好き」なんだよね……

いやそれ絶対家族での意m

エマ

あっ家族愛の方じゃないからね?!恋愛の方……

エマが顔を赤くさせながら言う

は……?

レイ

お前ノーマンじゃねーの……?

俺はてっきりノーマンだと思っていたが……

エマ

ノーマンは家族としてだよ?
でもレイは特別に好きなんだ……

エマ

だっ、だからねっ!レイが里親の所に行っちゃう前に言わなきゃって……

エマ達に未来はあるが俺には未来がない

俺もエマのことを恋愛的に好き……

レイ

俺もエマのことは好きだけどっ!

レイ

でも俺は死……

そうだまだ言ってはいけない

あと……あともう少し……

エマ

俺は……?

レイ

なんでもねぇ……

エマ

レイ返事はっ!

返事は言ったはずだけどな……

レイ

俺もエマの事……
好き

しばらく沈黙があったが

エマ

良かったー!

エマが泣きながら抱きついてくる

エマ

レイが好きじゃなかったらどうしようかと思ってたぁ!

レイ

あのさ俺一応風邪ひいてんだけど大丈夫か?

エマ

もう私に移したから!

移した……

はい雑すぎるけど次の日エマは風邪ひきました

ちゃんちゃん☆

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