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ヴァンパイアと共同生活！？

第4話 - 4話そんなに怖くないから

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2025年05月29日

#sxfn

#skfn

#sxxn

ちなみ

nmmn skfn様注意 BL注意 📢🌸、🦈🍍、🍵👑

ワンクッション

赫

お前、余裕そうだな

黄ちゃんが別々の部屋でなら吸っていいと言うので

この部屋は瑞と赫くんの2人きりだ

瑞

んー…別にそんなになにも感じないんだよね

瑞はそれよりも赫くんの仕草に目がいく

赫

じゃあ…ｶﾌﾟｯ

茈くんや翠くんと違い、牙の位置が安定していなさそう

瑞

吸うの下手なの？

赫

うるへぇ…ｶﾞﾌﾞｯ！

それまで甘噛みのように感じていたのが少し強くなった

赫

ｺﾞｸｯ、ｺﾞｸｺﾞｸｯ…

頬を赤くして必死に飲んでいる姿は小動物みたいだ

赫

ぷはｯ…ﾍﾟﾛｯ

傷が残らないように丁寧に舐めて治してくれた

瑞

はい、おしまい！

もう一度噛もうとした口を押し戻した

赫

え…こんだけ？

瑞

また明日ね！

赫

……

瑞

じゃあこっちで我慢して？ﾁｭｯ

赫

ｯ⁉︎

瑞

ﾁｭﾚﾛｸﾞﾁｭｯ…ﾁｭｰｯ

赫

んはｯ⁉︎♡…ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ！(肩)

瑞

…wﾁﾞｭｰｯ…

赫

くるひｯ…ﾁｶﾁｶｯ！

鼻で息吸えばいいのに…

赫

死ぬ…ｯ！！

瑞

ぷはｯ、大丈夫？

赫

はぁーｯ、はぁーｯ💢ﾁｶﾁｶｯ

酸欠気味の彼に殺されそうだったので部屋を後にした

黄

やっと普通に話せるね！

翠

ｷﾞｭｯ、久しぶり！

俺と翠くんは幼馴染

黄

まさかヴァンパイアだったなんて…

翠

黙っててごめん…w

再会したとき彼は牙を出していて

思わずパニックで撃ってしまった

黄

あのときは怪我させてごめんね…？

翠

いや黄ちゃんは仕事だからしょうがないよ…

黄

ほら、吸ってええで？

翠

ありがと…！ｶﾞﾌﾞｯ

黄

んｯ…⁉︎♡ﾋﾞｸｯ

何回吸われてもこの感覚には慣れない

翠

おいしぃ…ｺﾞｸｺﾞｸｯ

黄

ふぁｯ…♡ｶﾞｸｯ

翠

ぷはｯ、え、黄ちゃん⁉︎

黄

ご、ごめん…！腰抜けただけ…

翠

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…

目をつむってしばらく翠くんの肩に頭をあずけていると

そっと頭を撫でてくれた

翠

好きだなぁ…ﾎﾞｿｯ

黄

…あぇｯ⁉︎

翠

え…？起きてた？

黄

ま、まあ…

翠

ごめん、ヴァンパイアなんて嫌いだよね…w

翠くんは、ヴァンパイアでもなんでもすちくんだ

黄

…嫌い、じゃない

翠

ありがとw//

桃

ぱちｯ…(起)

茈

…あ、はよ

桃

あれ…？みんなは？

茈

血吸ってるところじゃね？

桃

……吸う？

茈

いや、いい

桃

いらないの…？

茈

別に、今日は気分じゃなくなっただけ

瑞

荷物持った？

桃

時間やばｯ⁉︎

黄

ああ、時計忘れたｯ‼︎

赫

…ん？なに慌ててんの？

瑞

今日仕事なのに寝坊したｯ‼︎

翠

あ…いってらっしゃい！

黄

ありがと、行ってくる！ｶﾞﾁｬｯ

朝からどたばたと慌ただしく準備をする

桃

よっしゃ、いっちょヴァンパイア殺すぞ‼︎

茈

ヴァンパイアの前でそれ言うなって…

俺たちは全力ダッシュで仕事場へと向かった

瑞

今日は…

桃

◯◯工場に出たヴァンパイアを生け捕り…かな

めんどくさい仕事内容を読み上げる

瑞

生け捕り⁉︎

黄

これまためんどくさい仕事やね…

桃

ただいま…

夜中だからか控えめな挨拶と3人分の足音が近づいてきた

黄

さすがにもう寝てるか…

翠

起きてるよ！…ってその傷…

黄

今日、敵が結構暴れちゃって…w

黄や瑞の肩には結構な数の噛み跡

翠

…他のやつに吸われたの？

黄

大丈夫、もう痛くないで！

翠

疲れてるところ悪いけど…吸うね〜…ﾋｮｲｯ

赫

あ…嫉妬…w

瑞

赫くんは嫉妬してくれないの？

赫

…まあ、ちょっとは嫌…だけど

瑞

んふｯw、ｷﾞｭｯ！

茈

…桃は？

暗いところに隠れている桃に声をかけた

桃

俺はいつもこれ着てるから…(脱)

首まで続く分厚い上着を脱ぐといつものTシャツが見えた

瑞

いつもそれ、暑くない？

桃

暑いけど噛み跡つくの嫌だし…

そう言っているが、うっすらと噛み跡がある

桃

…ちょっと深く噛まれすぎたかな

桃

…ｯ

茈

治そうか？

桃

…治せるの？

茈

舐めたら治る

桃

じゃあ……お願い

数秒の沈黙のあと、そう答えて寝室に消えていった

茈

ﾍﾟﾛﾍﾟﾛｯ…傷これだけ？

桃

うん、助かった

自分の噛まれたところをもう一度確認する

少し赤くなっていたところも今ではわからなくなっている

茈

ついでに血飲んでいい？

桃

…いいよ

茈

ｶﾞﾌﾞｯ…！

もう何度も吸われているのに、今日は仕事の後だからか

いつもより意識してしまう

茈

ｺﾞｸｯ…

桃

い゛ｯ…はぁｯ♡…ﾎﾟﾛｯ

茈

え、は…？ぷはｯ

すぐに牙をしまって俺の頬に手を当てた

茈

そんなに嫌だったか？

桃

違ｯ…

俺の両親は俺の目の前で、ヴァンパイアに体中の血を吸い尽くされて死んだ

仕事のあとは特に…その光景がフラッシュバックする

桃

…ｯ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

こんなこと言われても困るだろうに

とりとめもなく話してしまう

茈

ｷﾞｭｯ…ごめん

桃

へ…？

茈

そんなこと…気にしてなかった、ごめん

桃

…ヴァンパイアがそんなこと気にすんなよ…wﾎﾟﾛｯ

茈

ﾊﾟｯ(離)

俺を離して部屋から出て行こうと立ち上がった彼の服の袖をひっぱった

茈

…なに？

桃

…っていいよ

茈

…？

桃

吸って…いいよ…！

茈

でも…

桃

それが共同生活の契約だもん…

桃