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コメント
7件
緑谷葛葉
さほど物がない部屋のベットの上で、座っていた
緑谷葛葉
自分の掌を見る
先生に教えてもらった個性の使い方
それを思い出して、少し力を入れる
バチバチと掌が白く光って
そこから星が溢れるように下に落ちていった
…綺麗
でも、この個性も、先生のもの
これがある限り私は先生から離れられない
先生と関わらなくても、遠くへ行っても
この個性がこの身に宿る限りは
私は一生先生から逃げられない
緑谷葛葉
もし、もし先生がヴィランなのならば
あの手で、たくさんの人を殺したということ?
あの日の先生の歪んだ笑顔が脳裏に焼き付いて離れない
私を優しく撫でてくれたあの手で
泣いた私の手を優しく包んでくれたあの手で
緑谷葛葉
手で口を押さえる
出会ったときに見せてくれた優しい笑顔の裏には
どろどろに歪んだ沢山の死があったんだ
緑谷葛葉
嫌だよ、先生
嘘って言って
冗談って言って
あの時みたいに優しく私の頭を撫でてよ
それから私は先生のもとへ行くことはなくなった
行ってしまったら、どうなるのかが怖くて
先生の手を取ってしまいそうで
そんな可能性のある自分が怖かった
ここで終わりにしよう
そう思い、長年の先生との縁を
切った
緑谷葛葉
緑谷葛葉
放課後の廊下を歩く
家に帰ったら勉強しなきゃな
色々あって忘れてたけどそういえば受験生だった
目指すは勿論雄英!!!
緑谷葛葉
緑谷葛葉
緑谷葛葉
緑谷葛葉
緑谷葛葉
緑谷葛葉
緑谷葛葉
↑↑コイツも大概クソナードだった↑↑
緑谷葛葉
緑谷葛葉
ガラッ
爆豪勝己
緑谷葛葉
爆豪勝己
緑谷葛葉
爆豪勝己
緑谷葛葉
何なんコイツ…
開かれたドアの中の教室をちらっと覗く
そこには唇を噛み締めて、悔しそうな顔をした出久が立ち尽くしてた
緑谷葛葉
話しかけようか迷ったけど、私はくるっと振り返り
教室には入らず、帰るためそのまま生徒玄関へ向かっていった