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僕は浮遊する女王に襲いかかった。 女王との戦闘が開始する。 僕と女王は戦った。 戦い続けた。 大地という大地はなくもはや存在すらしていない。 宇宙空間を漂い 僕と女王は戦った。 凄まじい未知の力 僕の力はどこまでかまだわからない。

セイト

「くそっ!」

QUEEN

「………………。」
(お前は十分に戦った。)

セイト

「はぁ…はぁ…」

何度も何度も 攻撃を繰り返すが 女王の顔に傷一つすらつけられそうにない。

QUEEN

「…………。」
(…もういいだろう。…これ以上は無意味だ。今のお前では我は倒せない。殺せない。)

セイト

「知るか!!!俺にはお前たちが殺した俺の大切な者たちの気持ちを背負って戦ってるんだ!どんなにお前が無敵でも…その無敵を超えたらいいだけだろうが!!!」

僕は星に願いをかけた。 自然と言葉が頭に浮かぶ。 チカチカと脳細胞が活性化するような感覚。

セイト

「流星ああああああああ!!!!!」(ステラ)

全方向から無数の輝きにと共に宇宙に散らばる惑星のかけらが女王に一斉に放たれる。 星の欠片たちは 女王の目の前で塵と化す。

QUEEN

「…………。」
(…我には敵わない。…諦めろ。)

セイト

「ふざけるなああああああああ!!!」

星に願いをかけた。 星の欠片を集合させ巨大な剣を手に 女王目掛けて大きく振り上げる

QUEEN

「……………。」

それもまた受け流される。 パリィン!!

セイト

「…っ…まだ…まだ…。僕の戦争は!嘆きは!!闘争は!!終わらない!終わらせるかああああああああ!!!」

ゴゴゴゴ…!!!

QUEEN

「………。」
(…それほどまでに。)

真っ暗な闇の中でも光輝く無数の輝き。 ただの輝きじゃない。これは怒りだ。怒りの炎だ。 憎め!狂え!燃えろ!ただただ目の前の女王(あいつ)を…殺すために!!!!

セイト

「星々ノ憤怒流星!!!!!」(プリズマティック…バークコメット!!!!!!!)

無数の輝きはその声に呼応するように赤く赤く太陽のように輝き放たれる。

QUEEN

「…………っ。」
(…先ほどとは比べ物にならない…向上しているか…。)

ぴきっ…

QUEEN

「………!」
(………っ……。)

セイト

「…あとすこし…ぐっ…っこふ………。」

自身の口から勢い良く吐血する。

QUEEN

「…………。」
(力の代償だ。器(お前)が小さすぎた。)

セイト

「この力を…お前は…知っているのか…?」

QUEEN

「…………。」
(…元々は私の力だ。)

セイト

「……なん…だと……。」

QUEEN

「………。」
(…それを知ってなお…戦うか?)

セイト

「当たり…前だ…っ…」

QUEEN

「…………。」
(私はお前という存在に出会うために存在していたのかもしれない。)

セイト

「何を…言ってやがる…。」

QUEEN

「…………。」
(1度きりだ。チャンスを与える。)

セイト

「馬鹿にするのも大概にしろ…」

QUEEN

「…………。」
(2度も言わない。構えよ。人の子よ。)

セイト

「………。」

QUEEN

「…………。」
(全身全霊をかけて最大の一撃を当ててみよ。それで私を傷付けることができれば…お前の勝ちだ。その時は好きにしたらいい。もしも私に傷をつけられなかったら…私の力を譲渡する。)

セイト

「……何が狙いだ。」

QUEEN

「…………。」
(選択しなさい。人の子よ。)

セイト

「……無視かよ……。」

QUEEN

「……………。」

セイト

「…………わかった。」

QUEEN

「……………。」
(来なさい。人の子よ。)

セイト

「これが…僕の全身全霊…」

星に願いをかけた まばゆい光は 束になり集束する。 その形は一つの武器。 弓と矢へと変換される。

QUEEN

「……………。」

その輝きは太陽の如く全てを焼き尽くす煉󠄁獄の矢。 ギリギリと弓を引いてゆく。

セイト

「うおおおおおおおっ!!!!」
(俺の存在全て持っていっても構わない…。だから…頼む。アイツを焼き尽くす一撃必殺を。)

女王は顔色一つ変えずにその場に立ち尽くす。

セイト

「…っぐ…ぅ…!!?」

光の集束するが限界を迎えている。 意識がまるごと持ってかれそうだった。 最期の力を振り絞り自身の強い願いと呼応するように矢は更に光り輝く。

QUEEN

「……………。」

セイト

「覚悟しろ!!!女王!!!これが…」

ぎりりり…

QUEEN

「………。」

ぎりりり……

セイト

「僕の全身全霊!!!星屑の矢(スターダスト・アロー)!!!!!」

解き放たれた一撃は神速。 女王に向かって放たれた。 しかし… 何重にも張られたバリアの最後の一枚。 止められてしまう。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

セイト

「……………。がっ……。」

全ての力を出し尽くしてしまった セイトの体はもうとっくにボロボロだった。 ゆっくりと女王がセイトの身体に触れる。

ぱぁああっ! その光に微かに見えた 自分の記憶に残る想いの欠片たち 走馬灯のようだ。

セイト

「…………。」

QUEEN

「…………。」
(私の力を譲渡する。)

女王に復讐しきれぬまま負けてしまった。 やりきれぬまま両親の無念を僕は果たすことが出来なかったんだ。

零却寺プロジェクトAct【零】

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