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注意書き用
セラフが茫然としていると、滅多にならない家のチャイム音が突然鳴る。玄関へ向かい、訪ねてきた相手を見る。
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迎え入れた奏斗の表情は硬い。お互い、目を合わせることなくリビングへと向かう。 沈黙が鉛のようで居心地が悪い、とにかく謝るべきだと先にセラフが口を開いた。
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リビングに着くと、雑な動作でソファへと座る奏斗。セラフも近づき再び謝罪を口にする。
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自身の隣を軽く叩き、座るよう促してくる奏斗、その隣へセラフは座る。自宅のソファなのに全く落ち着かない。
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肩をかなり強く押され、セラフはソファへと押し倒される。 奏斗の顔を見なくても今から何をされるのか大体予想がつく。きっと意趣返しだ。
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嘲笑されると、慣れていないのがわかる手つきで奏斗はセラフのベルト類を外した。 言われた通り腰を浮かせると、ズボンと下着が大腿までずり降ろされる。
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奏斗は躊躇なくセラフのものを掌で包み、軽く扱きあげる。 さすがのセラフも身動ぎをし、反応が露わになる。 段々と硬度を増していくそれを奏斗は弄ぶ。
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果てる寸前で手を離され、セラフの体はびくりと大きく震える。だが、そんなことはどうでもいいというように服を脱ぎながら馬乗りになる奏斗。
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奏斗は脱ぎかけた白のコートをぎゅっと掴み俯いてしまった。 手を伸ばし、セラフは奏斗の頬へ触れてみる。 振りほどかれることはなく、柔い肌へ触れることができた。
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頬に添えられたセラフの冷たい手に自分の手を重ね、奏斗はコートを脱ぎ捨てる。 やっと目が合った青の瞳には哀とも喜ともとれる色をしていた。
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セラフは半身を起こして、奏斗の両肩を優しく押す。 緊張でもしているのか身を固くしてソファへ身を預ける奏斗の髪にキスをして、「優しくする」と一言告げた。