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主
主
主
主
『 愛されたい、ただそれだけ 』
< お……い
聞こえてるか...?
まだ終わってないよ...
返事しなよ...
もっと酷くしちゃうよ...?
でも、これ以上はほんとに死んじゃうかもね...
いいの...?
さぁ、どーする...?
「 カヒュッ...ッ 」
「 う"ッ...苦しい"... 」
これはどういう状況なのか、 俺は今、何をしているのか、
苦しくて、苦しくて、 無理やり命の根源を、息の根を止められているようだ
それを引き剥がそうと首を掴み、爪を立てるが そこには何も無い...
「 あ"ッ...カハッ... 」
「 助けて、くれ... 」
視界は歪み、万華鏡のようにチカチカと 意味のわからぬ形状が浮かび上がってくる
俺の脳が直接、全身に警鐘を鳴らしているようだが、 今の俺の身体には全くの無益であった
「 もう"...限界だ"...ッ」
俺は、いつまでこの虚空を彷徨い続けるのだろうか...
此処にいても苦しいだけ...
ならいっそ、何もかも諦めちまえば...
楽になれるのかな…
もう一度首を掴み、追い討ちをかけるように、 ぐっと力を入れた
えっ...
ねぇ、どうして...
ーーーーー...?
< ーー...?
< ー、ーー...?
何者かの声が聞こえる... 幻聴か...?
最近よく聞くんだよな…この声、 何回か指名された事あったっけ...
< ねぇ、どうして...
「 ん...? 」
< 自分の首絞めてるの...?
「 何もかも捨てて、楽になるため... 」
< 俺はもう、何もしてないよ...?
< その手、離しな…?
いや、俺はこんな所から消えて居なくなりたい
< ごめんッ、やりすぎた...
< 俺はただ...お前のこと、
< ...ッ、
< この世に未練は無いの...?
「 未練...ッ? 」
したかった事とか...
「 したかった事...ッ 」
俺はただ...
< 何で泣いてるの...?
< 俺の声、聞こえてるの...?
< 返事してくれよ...
< なぁ...
ただ、愛されたかっただけ...