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晴瑠
……痛い
和翔
せっかく大人しくしてたのに
和翔
またそんな態度とるわけ？
ギリッ
晴瑠
……っ
和翔
なぁ
和翔
俺たち絶対また良くなれると思わない？
和翔
今から試せばわかるって
晴瑠
……離せ
和翔
はぁ……
和翔
分かってないな…
ドンッ！
和翔
もう何…なんの音？
新汰
……はぁ
晴瑠
…新汰
和翔
めんどくさいなぁ……
グイッ
新汰
行くぞ
晴瑠
えっ…ちょっと
和翔
おい、待てよ。
和翔
まだ話は終わって……
バタンッ
晴瑠
…新汰
晴瑠
あらた
新汰
……うるさい
晴瑠
…怒ってる？
新汰
当たり前だろ
新汰
腹が立ってる
バッ
新汰
今日、授業が終わったら
新汰
話したいことがある
新汰
今日俺の家で
晴瑠
…わかった
こんなに怒っているということは
予想がついている 今は自分が招いたことだと分かっているし もう諦めかけていた
ガチャッ
新汰
……入って
晴瑠
…うん
ぼふっ
新汰
……。
新汰がこんなに怒っていることなんて 最近は見なかった 焦りの気持ちでいっぱいで 胸が苦しい
晴瑠
……。
コトッ
晴瑠
……ありがとう
新汰
…あのさ
新汰
晴瑠
新汰
俺の事わかってなさすぎ
晴瑠
……え？
新汰
恋愛対象が男なだけでひいたりしないし
新汰
気持ち悪いだなんて思わなかった
新汰
それより俺の知らないとこで恋人も出来てて
新汰
そいつが嫌がらせしてるのも気に食わなかった
晴瑠
……怒ってたのって
晴瑠
それ？
新汰
…当たり前だろ
新汰
大事な友達傷つける様なやつが彼氏だったとか
新汰
嫌に決まってる
新汰
……後
新汰
告白のこと
新汰
昨日ずっと考えてた
新汰
男同士の恋人が分かんないけど……
新汰
晴瑠と恋愛するってかんごえてみても
新汰
嫌だなって思わなかった
晴瑠
……どういう
新汰
むしろ楽しそうって思ったし
新汰
独占したいって思った
晴瑠
……な、
新汰
つまりさ
新汰
俺も好きってこと
晴瑠
ちょっと待って
晴瑠
頭がパンクしそう…
晴瑠
僕、絶対振られると思ってた……
新汰
…色々考えすぎなんだよ
新汰
俺も晴瑠の事大好き
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