秘密、それは人が内緒にしたい事
誰にだって秘密がある、それは私も同じ
高校一年の新学期の日。私はとにかく目立ちたくなかった
理由は、中学生での騒ぎが原因なのだ
ただ普通に生活をしているその時だった
突然声をかけられた、しかも何人もの人に囲まれた
まるで誘拐されるかのような感覚を覚えた
茫然として、私は後ずさった
後ろからも人が集まり、人だかりが出来てしまっていた
後から知ったのだが元々は五人のみだったが、騒ぎと思い人が集まったそうだ
・・・つまりその五人だけが私に用があったようだ
五人の目的は「友達」になりたかったようだ
その時は私も本を読むだけの生活だった
一人でいるのに心配していたのだろう
別の人達も気になってはいたが、声をかけずらかったらしい
声をかけようと私が読んでいる本を後々借りていたようだ
そこまで考えてくれていたと思うと涙を出さずにはいられなかった
そして今、私は同じめにあっている
友達になるために、彼女らと彼は声をかけてきたのだと
信じがたい話だ。これで二回も経験しているのだ
しかも新学期で一回も話した事がないのに
彼女らと彼は私といると、人気者になれるからと声をかけてきた
そんな理由で声をかけてきたと思うと怒りが込み上げてきた
私といると人気者になれる理由がまずわからない
学校に来るなり、人にはじろじろ見られてちょっとムカついていた
そして今、声をかけてきた彼女らと彼に一発言ってやった
蒼乃 寧緒/あおの ねお
当前の話だ。こんな理由で近づかれたら誰もが嫌がる
彼女らと彼は驚いた、私が言い返せないと思ったのだろうか
彼女らはおどおどしながら言った、彼は堂々と言った
女子達
黒光 将馬/くろみつ しょうま
彼女らはどうやら中学時代いじめられていたようだ
私といればいじめられなくて済む、そう思ったのだろう
彼は噂を聞いて、心配してくれたらしい
蒼乃 寧緒/あおの ねお
女子達
蒼乃 寧緒/あおの ねお
黒光 将馬/くろみつ しょうま
蒼乃 寧緒/あおの ねお
私はそういう理由ならと彼女らは受け入れた
もちろん違う理由なら即やめようと思っていた
が、彼女らの理由は本当だったみたいだ
彼女らは裏で自慢するわけでもなく、仲良く接してくれた
蒼乃 寧緒/あおの ねお
女子達
だがそんな関係もすぐに終わる
彼女らは秘密を明かそうとしていたようだ
人には知られたくない秘密を明かそうとする人がいる
私はその事を忘れていた、すっかり彼女らに懐いてしまった
人が見ているのも、私が囲まれたのも全ては私の「秘密」が原因だった
私の噂が高校にそのまま流れたらしい、学校一の美女と
べつに学校一の美女とか正直どうでもよかったので気にしなかった
が、それが高校生活に関わるとなると気にせずにはいられなかった
女子達
蒼乃 寧緒/あおの ねお
怪しまれないくらいに否定した
彼女らは気づいてしまっただろうか
女子達
ギクッ、バレてしまうかもしれない秘密をどうにか否定しようとしている時
女子達
衝撃の言葉に驚きを隠せない私に彼女らは爆笑
私は怒りと責めの両方が込み上げてきた
蒼乃 寧緒/あおの ねお
女子達
蒼乃 寧緒/あおの ねお
女子達
黒光 将馬/くろみつ しょうま
女子達
黒光 将馬/くろみつ しょうま
蒼乃 寧緒/あおの ねお
女子達
蒼乃 寧緒/あおの ねお
黒光 将馬/くろみつ しょうま
蒼乃 寧緒/あおの ねお
女子達
黒光 将馬/くろみつ しょうま
蒼乃 寧緒/あおの ねお
「はい論破!!!」
女子達
蒼乃 寧緒/あおの ねお
黒光 将馬/くろみつ しょうま
私の秘密は何とか大丈夫だったようだ
全ては親とお兄のおかげだ
親がいなければお兄と会えることも、解決することもできなかっただろう
だが、いくらお兄でも秘密は秘密だよ(*´罒`*)ニシシ♡
~END~
コメント
2件
秘密が楽しみ✨ でも、お兄って書いてあると、なんか呼ばれてる感じw
1話目を読んで頂きありがとうございます✨かなり作品に悩んで遅れてすいません🙏 今回は寧緒の義理兄が登場しはい論破!となりましたが秘密はまだ明かされませんでしたね😄 寧緒の秘密がいつ明かされるかお楽しみです😉寧緒の秘密が何か考察もしてみて下さいね😘