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⚠︎yaur
練習を終えると、 夜になっていた。宿舎に戻ると、リビングから声がする
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笑い声を背中で聞きながら、 部屋の方向へ向かう
ベッドに座り少しだけ息を吐く。静かになると、 また、思い出してしまう
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目を閉じると浮かぶのは、あの無関心な視線。 なのに、 最後にちゃんと見てきた、あの瞬間
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誰に言うというわけでもなく呟いて、部屋を出る
夜の空気は、少しだけ冷たかった
宿舎から離れたコンビニ。明かりが、やけに明るく見える。自動ドアが開き、 中に入って商品棚の方へ……一瞬、止まる
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見覚えのある髪色。暗めの茶色。アイスボックスの前、 スマホを見ながら立ってる
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偶然、 ただの偶然。そう分かってるのに。足が、勝手に動くく。距離が近づく。 声をかけるか迷って、でも、迷ってる時間が無駄に思えて
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アイツが振り向く。一瞬、目が合う。また逸らされるかと思った。でも、今回は、少しだけ長かった
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小さく声が漏れる。驚いてるのかどうかも分からない、曖昧な反応。それだけでも、少しだけ胸が軽くなる
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相変わらず、淡々としてる。でも、前より、ほんの少しだけ柔らかい気がした
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当たり前の返事。でも、それでいい。会話が続いてるだけで、十分だった
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yan
適当に答えながら、隣に立つ。近い。さっきより、ずっと
変に意識してる自分に気づいて、少しだけ視線を逸らす。でも、またすぐ戻る
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この距離で見ると、余計に分かる。冷たい目のくせに、綺麗だ。静かなのに
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yan
レジの順番が来る。あいつが会計を済ませて、袋を受け取る。そのまま出ていくかと思った。でも、ドアの前で、少しだけ立ち止まる。外を見てから、軽く息を吐く
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なんとなく分かる。理由はないけど
yan
思わず口に出る。自分でも雑だと思う聞き方。アイツは一瞬だけこっちを見る
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yan
ほぼ反射だった。言ってから、少しだけ間が空く
yan
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yan
その事実だけで、少しだけ息が抜ける
夜道を並んで歩く。さっきより、少しだけ距離がある。でも、隣にいる。それだけで、変な感じがする
yan
会話がない。けど気まずくはない。むしろ。静かなままでいられるのが、少し楽だった
普通なら、もっと話したり盛り上げたり相手を楽しませる。そういうの、全部できるのに。コイツ相手だと、うまくいかない。やらなくてもいい気がする
yan
ふと、 口に出る
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yan
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名前なんてしょっちゅう呼ばれてて慣れてるはずなのに、 コイツに呼ばれると一段と嬉しくなる
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さっきより少しだけ柔らかい気がするのは、気のせいではない。微かに笑いが入っていた
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yan
自分でも分かる、 これは聞くべきじゃない。でも、止められなかったのは俺が傲慢だから
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yan
シンプルすぎて逆に納得する
yan
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yan
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相変わらずの返し。でも。その距離は、さっきより近い気がした
コメント
1件
めっちゃかき方好きです、! 続き楽しみにしてますっ!