みお
しょう。
元気にしてますか…?
みおから全部聞いたかな。
しょうといった2回目の夏祭り。あの時は一言言ったっきり走って帰っちゃってごめんね。泣いてる顔見られたらしょうは絶対心配して、隠し事に気づいちゃうと思って。笑
しょうには、色んなことでお世話になった。私が男の人たちに絡まれて泣いてた時も、道路にいた猫を助けようとして車に轢かれそうになった時も、元彼にふられて夜道を泣きながら歩いてた時も。いつだって助けてくれたのはしょうだった。いつも励ましてくれてどんぞこから助けてくれるしょうに少しずつ惹かれ始めていった。だから、中三の冬。ホワイトデーに告白してくれたのは本当に嬉しかった
しょうと一緒にいる時は
ずっと笑顔でいれた。
でも、去年お父さんに外国に行くことを聞いて、今回ばかりはしょうに助けてもらうことはできないって思った。
もしこのことをしょうに話したら、しょうは絶対私が帰ってくるまで待ち続けるだろうと思ったから。
そんなのダメだよ。
しょうを幸せにしてくれる女の子は他にもいっぱいいる!
私一人を長々と待ち続けるのは、苦しくなること間違いないから。だから、あんな酷いことを言うしか私には思いつかなかった。ごめんね。
馬鹿な私を許して。
私はしょうと一緒にいれて楽しかった!
本当にありがとう。
遅くなってごめんね。
一生嘘つくのはさすがにきつかったから…。
幸せにならないと許さないぞー!
ゆきより。
