高校生を卒業する前
はると
誰か俺の事好きになってくれる人ー
みう
うっわ…
みう
(あんな大声言ってるとか、)
はると
今俺の事引いた?
みう
べ、別に?
はると
ふーん
みう
あーもうよく分からない人に
みう
うっわって言っちゃったよー
みう
あーもうやだやだ
しゅん
みう〜!
みう
あ、しゅん!
しゅん
今日の放課後遊ぼうぜ
みう
いいよー!
しゅん
しっゃ!
しゅん
(卒業する前に伝えないとな…)
みう
何顔暗いよ?大丈夫?
しゅん
あ、ううん!
しゅん
平気!
みう
無理しないでね
しゅん
(あ…やっぱり優しいな。みう。
みうとずっとずっと一緒にいたい。)
みうとずっとずっと一緒にいたい。)
みう
じゃあ私ちょっとトイレいって来るね!
しゅん
うん!
みう
トイレも住んだし
みう
そろそろ教室戻ろうかなー
はると
あっれー?
はると
さっきの子じゃん
みう
(うっわマジか、しゅんと話そうと
思ったのに、、)
思ったのに、、)
はると
ねえねえ名前教えてよ
みう
み、みうです。
はると
へー!可愛い名前ー!
みう
は、はい
はると
ね、話したいことあるから後で
ロッカーの所来れる?
ロッカーの所来れる?
みう
あ、はい
しゅん
(あ、あれみうじゃん。)
しゅん
(ロッカーの所?気になるからついて
行ってみるか)
行ってみるか)
こっそり覗くしゅん
しゅん
気になるな。
みう
何の話だろ
はると
お待たせー!
みう
はい!
はると
今から話すねー
はると
あの時初めて会った時に
はると
この人を守りたいなって
はると
思った。
みう
は、はい、?
はると
付き合ってもらえます?
しゅん
(やだ、、辞めてくれ。みう!)
みう
う、ううん…
はると
え?まさか本気にしたの?
みう
え、本気じゃないんですか?
はると
君バカでしょ
はると
君みたいに軽い女俺無理だからね?w
みう
ひ、酷い
みう
騙したのね
はると
あーそうさ
はると
騙したよ
はると
俺最低な人だからさ
はると
www
はると
本気にした君はもっとやばいよw
みう
(助けてしゅん…)
しゅん
てっめぇ
しゅん
俺の女に何してんだ
みう
しゅ、しゅん!
みう
お、俺の!!?
はると
やっと出てきたんだね
しゅん
騙すとか最低だな
しゅん
俺はみうのこと本気だからな
みう
え、そうなの、
みう
(あ、今日伝えたいことって…)
しゅん
ああ
はると
こんな軽い女のどこを好きになんだよ
みう
もうやだ…泣
しゅん
俺はそう思わない
はると
は?
しゅん
みうはすごく優しい
しゅん
それに可愛いし
しゅん
俺の事を沢山知ってくれてる
みう
ずっとそういう風に見てくれてたんだ。
しゅん
俺はそんなみうを守りたい。
はると
あーなんか面白くなくなったし
しゅん
みう、教室戻ろうぜ
みう
う、うん。
教室に戻ると
たまたま誰もいなかった。
そして、みうは
しゅんの優しさに甘えて
涙を流した
みう
さ、さっきはありがとう…
しゅん
全然
しゅん
気持ちを伝えられてよかった
みう
…
しゅん
卒業する前には伝えたかった。
しゅん
改めて言います。
しゅん
ずっと好きだった!みう!
みう
…
みう
私ね、
しゅん
うん、
みう
はるとって人に騙された時
みう
しゅん、助けて!って思ったの。
みう
それで分かった。
みう
しゅんに助けを求めてるってことは
みう
きっと私は、しゅんが好きなんだ
みう
って
みう
しゅんなら私を泣かせないで
みう
過ごしていけると思うの。
しゅん
もちろん!
しゅん
俺はみうを一生泣かせない!
しゅん
一生笑顔にさせて見せる!
みう
よろしくね?
しゅん
ありがとう!
みうから
しゅんに抱きしめた
そして、そこからしゅんも抱きしめた
しゅん
ん!
しゅん
大好き
みう
私も
そのままずっと抱きしめた。






