テラーノベル
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あれから数週間。あっていない。
莉乃がどうして居るのかも知らない。
そんな時に莉乃からメールが来た。
屋上に来て、と。
ただそれだけ。
だが急いで向かった。
莉瑠
莉乃
見ていないうちにやせ細ってしまっている。
何があったのだろうか。
莉瑠
莉瑠
莉瑠
莉乃
莉乃
莉瑠が死んでも。
莉乃
莉乃
莉乃
莉瑠
莉乃
そう言って莉乃は屋上から落ちた。
目の前で起きる惨状に目を防ぐにはいられなかった。
肉片の飛び散る音。人々の叫び声。
形を保っていない莉乃。
其れが脳裏に焼き付いて離れない。
私は莉乃に生きると誓ったのに。
其れに背いてしまったから。
だから莉乃は私に愛と恨みを伝えた。
私は其の愛と恨みを持って生きていかないと行けない。
そんな現実を目の当たりにしてしまった_
あれから数日。
毎晩莉乃の死体が夢にでてくる。
そして首を締めてくる。
私はもう耐えきれない。
愛と恨みを持って生きていくなんて耐えられない。
此の人生に最終章を告げる。
身が重い。責任すら取れないと知った時に私は笑った。
失笑だ。背負って生きていくと言葉では言えたのだ。
でももう其れも終わり。
私はロープを首にかけた。
そして椅子から足を離した。
莉瑠
莉瑠_?
莉瑠_?
莉乃_?
莉乃_?
莉瑠_?
莉瑠_?
莉乃_?
莉瑠_?
莉乃_?
莉乃_?
莉乃_?
莉瑠_?
莉乃_?
莉乃_?
莉乃_?
莉瑠_?
莉瑠_?
莉乃_?
莉瑠_?
莉乃
莉乃_?
めでたしめでたし_
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