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叫びながら読んでましたありがとうございます。もっかい叫んで来ます
好きです ほんとに、悶えてます フォロー失礼します、 語彙力なくてすみません、ほんとにあの、なんて言うか、最高よりももっと上の感じなんです!
スッーー好きぃぃぃぃイイ!!!!!
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
俺には悩みがある。
近頃は
「性の多様性」や、
「ジェンダー平等」などを
よく耳にする社会になった。
テレビなどのメディアなどで
大々的に取り上げられる事も増え、
世の中の人の性への考え方が変わりつつある…
そんな社会。
確かに、 少しずつ受け入れられているようには感じる。
しかし、日本は一部を除いて、
同性同士の結婚は認められていないのだ。
世論と政府が正反対…
そのように感じてしまう。
……っと。
話が逸れに逸れまくった。
わりぃな、つまらない話をつらつらと…
…まぁ。
つまり
何が言いたいのかと言うと。
俺は、
男を好きになってしまった、
という訳だ。
俺は、いわゆるバイ・セクシャル。
異性同性、どちらも恋愛対象。
そんな「性」なんだ。
それに気づいたのは…割と最近だな。
……え?
「相手は」……って…
…………
…まぁ、おいおい…な。
………ちょ、
やめろw
睨むなって…w
後で言うよ……
………
…多分。
……ッわ!
ばか!
くすぐったい!!
ふは、ちょ、やめろー!!
っ言う!後でちゃんと言うから!!
ッは、はぁ…
は?
「俺か?」…って?
はは、ざんね〜ん。
違います〜w
「えーw」じゃねぇw
…ってかきりやん好きな人いるだろw
………
…何、図星だろ?
「何で」って…
まぁ…ね
「いつから」?
……んー…結構前から?
ってかワイテメンバー、当人以外気付いてるよ?
まぁ、スマイル鈍いもんなぁ…
某漫画雑誌の主人公かよってw
……ん?
…うわ、きりやん顔あっかw
きりやんでも照れる事あんだねぇw
………何?
怖いんだけど…w
近い近いw
…ぉわ!?
おい肩急に掴むんやめろw
ビビったわw
…………え?
……「好きな人は?」
えぇ〜〜〜〜…
やっぱ言いたくないんだけど…?
「俺だけバレて不公平」?
分かりやすいきりやんが悪いと思います〜〜!
………今度は何だよ?
は?画面見ろ…って…
……は!?!?…ッおい、これいつの…ッ!?
消して!!!
ばか!!!
ちょ、ほんとに!!
お願いだからぁ!!
「消して欲しくば想い人の名を言え」……!?
何だその口調!!
上級魔族かお前は!!
…………ッ
あ”ーーーー!!!
分かった、
言う!!
言うから!!!
その写真グループに送んのだけは!
マジでそれだけは勘弁!!
そんなに近付くなって…w
逃げねぇからさぁ……
……
…ほんとに言わなきゃダメ…?
………
「漢見せろ」…?w
無駄にたくましいなぁ…w
…………
…はぁあ…
………
…お、
俺の…
す、きな…
好きな人……は…
………
き、
き、で…
「き」で始まって、
…「き」、で終わる人……
……あ、…人っ…て言うか、
め、メンバー…
……………
………………
………無言やめろ!!!
「回りくどい」?
……仕方ねぇじゃん。
名前言うのは恥ずか死ぬぞ。
………さて。
これからどうしようか?
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
気まずい沈黙が重々しく身体に乗っかる。
そりゃそうだ。
2人とも男性が好きで、
しかもその男性がメンバーで。
挙句の果てには、
ほぼ同時に想い人がバレて。
……きりやんは、 元からほとんど分かってはいたけれど。
確信…というか。
事実、そうだと確定したのは今この瞬間だ。
喋る事をぱっと思いつくほど、
俺の頭は機能してはくれない。
きりやん
きりやん
きりやん
告白。
正直に言うと、
考えた時期もあったはあった。
…でも、
シャークん
シャークん
『関係を壊したくない』。
これが1番の理由だ。
もし俺が…
きんときに告白したら?
きんときは優しいから
こんな俺を受け入れてしまうかもしれない。
………
ダメなんだ。
受け入れて欲しくない。
同情から恋心なんて生まれやしない。
俺は邪魔者だ。
きんときの幸せの邪魔になる。
きんときの将来の邪魔になる。
ただ、普通に。
恋愛して。
結婚して。
同棲して。
愛し合って。
子供を作って。
人数が増えて。
『嗚呼』
『幸せだね』
って。
笑って欲しいんだ。
決して俺なんかではない
運命の人と。
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
にへら、と
重い空気を少しでも軽くしたくて。
無理に笑おうとしたが。
残念無念、
表情筋はこわばって上手く動かない。
下手な事はするもんじゃなかったな。
今更ながら後悔して、 視線を下に落としていく。
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
突如として落とされた爆弾発言。
思わず、 うつ向けていた顔を勢いよく上げ、
すがるようにきりやんの目を見た。
シャークん
彼の蜂蜜色の目は、
どろりと溶けてしまいそうな
深い黒を差していた。
「可愛い」、だなんて。
自分に言い聞かせて、
俺を恋愛対象にしてしまいたい。
そんな、
そんな思惑が透けて見えて。
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
キッ、と
敵意を剥き出しで彼を睨む。
どうか。
どうか、
分かってくれ。
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
彼の瞳に目を向ける。
至って普通。
いつものきりやん。
……
いや、何で?
何であんな事言った??
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
いや、
その気持ちは分かる。
さっきまでの空気はエグかった。
………
でもさ
もーちょい方法あんだろ!!
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
まったく…
このきりやんとか言う奴は…!!
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
急にお酒の話…?
……………
こいつまさか
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
のみはじめて
どれくらいたったのかな
あたまがぽやぽやして
ほんねがもれちゃいそう。
…でも、
ここにはきりやんしかいないし。
きりやんなんてもう…なんかすごいし。
おもってることさらけだしても。
だいじょうぶ…だよな?
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
…でも、
シャークん
シャークん
シャークん
2人のタガが、綺麗に外れた。
『ここには俺らしかいない。』
その絶対の事実がある事で
人目もはばからず
わぁわぁ騒ぐもんだから、
がちゃり、と音を立て、
玄関のドアが開かれた事に
気付くはずもない…訳で。
ギラギラ
お腹を空かせた
狼二匹。
青と紫の
欲に濡れた瞳は、
真っ直ぐに
愛しい羊を見つめていた。
きんとき
きんとき
スマイル
数十分程前の話。
特にこれといった用事も無く、
暇を持て余していた俺とスマイル。
どうにかして暇をつぶしたかった俺達は、
今日、
シャークんときりやんが 遊ぶ約束をしていたのを、
ふと思い出したのだ。
そうして白羽の矢が立った きりやんの家に来てみたのだが…
随分と賑やかな声が聞こえる。
玄関前でも響いてくるという事は、
かなり大声を出している。
某レースゲームでもしているのだろうか?
であれば好都合。
是非混ぜてもらおう、
そんな軽い考えで
インターホンを押した。
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
そんな事を言いながら、
ダメ元でドアノブを引いてみた。
すると、どういう訳か
がちゃり、と
ドアが開いた。
きんとき
スマイル
何と不用心な。
このご時世、 何が起こるか分からないというのに。
後で言っておかなくては。
きんとき
スマイル
そうして俺達は、きりやんの家に入った。
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
このクラクラする様な匂いがどうも苦手で
俺は飲む事が出来ない。
そうしてずっと避けてきた、お酒の匂い。
何でこんなお昼から飲んでるんだ…
いや、個人の自由なんだけどね…?
きんとき
きんとき
きんとき
スマイル
呆れつつも、
2人の体を労るため、
歩を進める。
2人のいる部屋に近付くごとに、
より鮮明に会話が聞こえるようになる。
『…ス…ル……い…ちゃ……む…だ…も』
『うる……い』
『…は』
『おれ…き…ときに…きって…いいた…し』
『いっぱい、い……い』
『甘や…し…いし!』
『……っ、ちゅ、ちゅーだって!!』
『し、たいし!!』
愛しの彼の口から紡がれる、 可愛らしい言葉。
ちゅー?
キス?
誰と?
俺以外と?
シャークん?
もしかして
好きな人
いるの?
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
『きんとき』は… 好きになってくれるわけ…!
…俺なんだ。
やっぱり…そうだったんだね?
……まぁ
分かってたんだけどね。
きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
シャークん
嗚呼。
可愛いなぁ…
シャークんの表情から
驚愕と恐怖、困惑
そして、羞恥が見て取れる。
無理もない。
いるはずもない俺がいて
しかも、会話の内容を しっかり聞かれているのだから。
長年愛して
でも気持ちを告げる事が出来なかった。
『周り』の目を
彼に気にして欲しくなくて。
彼の気持ちには、
とっくの昔に気付いていた。
気づいた時は飛び上がるほどに嬉しくて、
すぐにでも抱き着きたかったくらいだ。
でも、俺達はネットの世界を生きている。
だからこそ、
『炎上』してしまったら?
二度とこの界隈に 関われなくなってしまうかもしれない。
『誹謗中傷』が後を立たなくなったら。
きっと精神的に参ってしまう。
………
俺は耐える事は出来る。
……でも
彼は?
「歴戦王」
「最強」
格好良い二つ名を欲しいままにする彼は
一体どうなってしまう?
シャークんは、脆いのだ。
自己肯定感の低さ故、すぐに自らを犠牲にする。
自分を犠牲にする事に、まるで躊躇がない。
仲間を護る為なら、自分の身すら厭わない。
それが彼だ。
そんな彼だからこそ。
『まもりたい』
『彼を、まもりたい』
だから、
今まで、 この気持ちに知らんぷりしていたのに。
もう限界だ。
可愛過ぎる君が悪いよね。
今までず〜〜っと我慢してたんだ。
……覚悟してね、しゃけ。
きんとき
シャークん
どういう事…?
なんできんときがここにいるんだ…?
いや、それよりも
今の会話を完全に聞かれた。
どうしよう。
嫌われる?
…………
あれ、?
って言うか
全然、
全然そんなつもりじゃなかったけど
これ
………告白では…?
じわ、じわと顔を侵食する熱に、
思わず目眩がする。
シャークん
きんとき
シャークん
シャークん
シャークん
物凄く良い笑顔を貼り付けたきんときが ゆっくりゆっくり近付いてくる。
少しずつ縮まる距離にひより、
後ずさりをする。
何でこっち来るんだよ…!
頼むから今は辞めてくれ…!!
恥ずか死する……!!
シャークん
そんな心の声虚しく、
壁際に追い詰められた俺は
呆気なくきんときに捕まった。
「きりやん!」
「助けてくれ!!」
そんな思いを込め、視線を動かした。
…が。
先程まできりやんがいた場所に、 既に彼の姿は無く。
スマイルに手首を掴まれ、
引っ張られて行くきりやんの姿が、 瞳に映った。
「ちょ、スマイル!?」
「…………」
「どこ行くんだよ!おい!!」
「うるさい、黙って着いて来い」
「…っはぁ…!?」
「ッわ、ちょ!」
「分かったから!そんな引っ張んなって!」
そんな彼らのやり取りを最後に、
部屋に静寂が舞い降りた。
すごい。
やけに今日は地獄を味わうなぁ。
はは。
現実逃避が特技になりそうな位、
遠い目をしている気がする。
目の前の事から逃れる為に
今日あった事を思い返す。
まず、きりやんに好きな人がバレて。
きりやんの好きな人を知って。
どうせ叶わない、と 2人して自暴自棄になって。
お酒を勧められるがままに飲んじゃって。
そっからは、もう、
泣き言ばっかりだったような。
そして、今。
何故か 壁ドンなるものをきんときにされて。
両手首を壁に押さえ付けられているから、 逃げる事さえも叶わなくて。
……………
これから、罵倒でもされるのかな
元はと言えば 俺が好きになっちゃったのが悪いんだ。
甘んじて受け入れて、それから
それから、
許して貰えなくても良いから…
謝…ろ
………う?
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
え?
え??
ん?あれ…?
何?
なんか、口に当たった…?
何が…起こって…
え、き、きんとき近くない…か?
ってか…
耳元で、きんときの声が…
した、ような……?
え…
ついに幻覚見始めた…
とか…?
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
大混乱も大混乱。
目をぐるぐるさせている間に、
顔を挟まれ、
こつん、とおでことおでこが触れ合った。
彼の群青色の両眼に見つめられ、
ぴっ、と
まるで 蛇に睨まれた蛙の様に動けなくなる。
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
何故そこで止まるのか。
振るならすっぱり振ってくれ。
そうしてくれたら、 諦めもつくというものだ。
なんて。
考えたいのだけれど。
そう、思いたいのだけれど。
『さっきのは何?』
『何で俺にキスしたの?』
『俺に、可愛いって言った、?』
『期待、しちゃうんだけど』
自分勝手で、醜い欲が溢れてきてしまう。
ごめん、
好きになって、ごめん。
きんとき
きんとき
きんとき
長い間欲しかった、
求め続けていた言葉
シャークん
きんとき
きんとき
暖かいものが頬を濡らす。
…泣いてるんだ、俺。
ずっと
ずっと、夢を見てた。
『きんときが俺を好きになってくれたら』
『きんときと恋人になれたら』
そのどれもが叶わない、夢物語だって。
自分自身を騙す為、
そう思い込むようにしていた。
それが、どうだ?
今俺の目の前には、
砂糖をどろどろになるまで煮詰めたような
甘い、甘い表情を浮かべた想い人。
夢なんじゃないか。
こんな事、有り得ないはずなんだ。
きんとき
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
群青色に、僅かに水気が差す。
俺はボロ泣きで。
彼も涙目で。
格好つかないね。
ってさ。
「…でも、俺ららしくて良いじゃん」
「…ふ、…そう、だね」
人生二回目のキスは、
少しだけ、
塩辛かった。
俺ときんときが結ばれてから、 半年ほどが経った。
あの泣きじゃくり告白事件から2日後に
きりやんと、
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
と、いうやり取りをした。
今では月一で惚気大会を開いている。
『そんでスマイルがさぁ…』
『マジで?めちゃ恥ずいやんそれ』
『そうなんだよ!!死ぬかと思ったわ!』
『あ、でもきんときも___』
と、話題は尽きる事を知らない。
はたから見たら異質な会話何だろうが、
俺達は楽しくて楽しくて仕方がない。
『俺の格好良い彼氏を自慢したい』欲、
とでも言おうか。
……………
急に話は変わるのだが、
付き合って、半年経っていると言うことは
……やることもやっているわけで。
そして、
今から…
す、るんだが。
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
当たり前だろ!
慣れるわけない!
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
きんとき
きんとき
目を細め、 綺麗に微笑むきんときを直視出来なくて
ぷいっ、と顔を逸らした。
それからしばらくして
きんときがぽんぽん、と
ベッドを叩いた。
それは、行為の合図。
かあ、と顔が赤くなるのがわかる。
でも、期待もしてしまうもので。
おずおずと、きんときに抱き着いた。
シャークん
きんとき
初めは、触れるだけの子供のようなキス。
俺達の行為は、決まってそれから始まる。
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
深い方のキスに移行する時は、
『大丈夫?』
と聞いてくれるきんとき。
本当に優しくて、
自慢の彼氏…
なんだが。
最近、
物足りない、
そう感じるようになった。
シャークん
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
深く、深く息を吐くきんとき。
…嫌だったのだろうか…
心配になって、彼の顔を覗き込んだ。
ばち、と目と目が合った。
きんとき
きんとき
そう言うと彼は
ギラ、と切れ長の目を細め、
余裕の無い顔で微笑んだ。
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
シャークん
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
何回も何回も
最奥を突かれて、
怖いくらいの快楽が俺を襲う。
その気持ちよさから逃げ出す手段なんて
思い付かない。
思い付きたくない、
そう考えてしまうほど
気持ちよくて。
きんときと繋がっているって
愛されてるって
実感出来るから。
離さないで。
愛してるよ。
きんとき
シャークん
愛の言葉を耳元で囁かれ、
「俺も」
そう言おうとした。
しかしその直後、
ぐぽッ、
と、
およそ人間からしてはいけない音が
お腹の奥の奥から鳴った。
目の前に星が舞って、
視界が白黒に瞬く。
何とか声を出そうと試みるも
はくはく、と無駄に終わる。
口から漏れ出すのは 濁点混じりの喘ぎ声。
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
シャークん
…喉が痛い…
何で……
あ。
あ〜〜〜〜…
きんとき
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
シャークん
………
しにたい
きんとき
きんとき
シャークん
きんときはそう言うと、
申し訳なさそうに
そして恥ずかしそうに目を合わせてきた。
そしてにやりと笑って
きんとき
きんとき
シャークん
きんときは、目にハートを浮かべて
王子様スマイルを存分に振りまいている。
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
その顔からは想像も出来ないような
えげつない言葉がするすると出てくる。
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
きんとき
きんとき
嗚呼。
俺の優しい自慢の彼氏は
ちょっと、Sっ気が強かったみたいです。
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ
アマンタ